良い点：ズルがない。両サイドでプレイ可能。AI対AIが見れる。パラメータ変更が可能。ドイツの機動防御が学べる。悪い点：AIが弱すぎる。マルチ攻撃の仕組みがおかしい（距離的に遠くはなれた兵力が全体に影響することが理不尽。なにをシミュレートしているの？）。地形効果が皆無（侵入不可へクスのみある）。ルールにブラックボックスがあり（イベントの発生確率や増援）、ウォーゲーマにとってはストレス。ルール説明が、シリーズ前作をプレイしていることが前提となっている。戦闘時にいちいち拡大するのが煩雑。操作性が悪い（いちいち「done」ボタンを押さないといけない）。ソ連側で学べる戦術がはてな（結局、弱いAIが部隊をばらすので、局地的に数的優位を作ることに終始する）。スタックした下の駒を先に動かせない。TURNのスケールが不明（説明が欲しい。どうシミュレートしているのか不明）。セーブできない。

Can not play in iOS 16

パソコンでなくタブレットでここまでのゲームができることに感謝しています。またそのゲームを作ったのが日本のソフトウェア会社であることを嬉しく思います。マイナーなテーマであるからこそ、かえって少ない機動戦力で機動防御したり、新鮮に楽しめました。これまでsiphonのゲームは全て買ってきましたが、良いゲームであるもののかなりの簡略化がされている印象でしたが、今回最高です。バージョンアップによる強化改善や次回作に期待します。

si-phon製ゲームは全て買っているが大体のゲームがターンプレイヤーをダイスで決めるというシステムなのですがそれが致命的なほど一方的なゲームになってしまっていたことが多い(ガザラなどは特に顕著でAIプレイヤーがずっとターンを行いプレイヤーは一度も操作せずに敗北するなどということが珍しくない等)が本作ではあくまでダイスは先行後攻を決めるだけとなり今作は先に攻撃するのは強いには強いが補給に著しいダメージを与えるなどかなりバランスが調整されている。今までのsi-phon製ゲームのダイスの偏りによる不快感は全くなく遊べる印象。ただHQユニットの補給範囲などが分かりづらい、増援がいつどこから来るのか、来る条件などが曖昧な点を改善すれば対人ゲームとしても十分に遊べると感じた。それらを踏まえても最高の出来であると確信、星5とさせていただいた。