脱出ゲーム-OneHugeDoor 巨大な一つの扉からの脱‪出‬ 4+

他の人のレビューにあるアルファベットの謎は、私の場合はたまたま解けた。
でもやっててこれはスルーする人もいるだろうなとは思った。

コンセプトはすごくよくて、こういう「ゲーム開始時はシンプルだけど謎を解くほどに大掛かりになっていく」みたいな脱出ゲームは大好物。
だが、実際にやってみると思いの外こぢんまりとしていて、謎解きも一本道。謎そのものの難易度も低め。
テーマそのものはよかったと思うので、もっと難しく、もっと壮大な終わり方、あるいは予想を裏切る展開などあるとよりよかったように思う。

短時間で手軽に遊べる感じの脱出ゲームでした。

白基調の部屋で一見おしゃれですが、
グラフィックは色々と雑でした。
難易度は易しめで、
本当にこのまま入力してもいいのかな？と思ってしまうぐらい
見たままを入力していくのみなので、
ヒントを探す、入力するの繰り返しです。

しかし、アイテムをどこに使うかは少しクセがあって、
例えば六角レンチで開けるっぽい場所にスパナを使うのが正解だったり、
アイテムとそれを使用する場所の関連性が希薄だったりするので、
ある程度、総当たりで試す必要があると思います。
（といってもアイテムが少ないのでそこまで面倒じゃありません）

巨大扉にギミックが敷き詰められており、
一個一個タップして確認していくのは大変ですが、
難易度が低いので一気に片付けていけます。
その爽快感はあると思います。

アルファベットのギミックを解かずにクリアしたという人がいましたが、
アルファベットのギミックを解くと
他のギミックと連鎖していくので、
じゃあ、他のギミックも適当に開けた感じなの？と不思議に思いましたが、
こういう現象が起こらないためにも、
ヒントを確認しないとギミックを解けないようにする必要があると思います。
例えばアルファベットのギミックなら
宝石を◯◯することでフラグが立つみたいな。

色々と雑な部分も目立ちますが、
総評として楽しかったのでオススメです。

難易度　　　　　　⭐︎⭐︎⭐︎★★
ギミックの独創性　⭐︎⭐︎⭐︎★★
ボリューム　　　　⭐︎⭐︎⭐︎★★
グラフィック　　　⭐︎⭐︎⭐︎★★
世界観　　　　　　⭐︎⭐︎★★★
オススメ度　　　　⭐︎★★★★

アルファベットは、初見スルークリア
アナザーエンド用かと思って2周目で理解してガッカリ。無駄な期待が評価を下げました。

多分、脱出ゲーム慣れてる人ほどこのパターン。

アイテム持ったままあちこち触ってしまう悲しみ。扉以外のギミック作動箇所が限定的な為、致し方ない。

確かに、〇〇と××で何故？と薄らぼんやりと疑問はあったものの、この世界観的ルールだろうと納得してしまっていた。

このパターンのギミックなら、ヒント系じゃなくてアイテム入手とかに直結させないとこうなる。

とりあえず簡単なのは悪ではないと思うのだが、全くワクワクする要素が無く、完全に作業ゲーだった。ノコギリ系2種類ってのもなんだかなぁ。全体的にアイテムの使い道が無理やり感多い。