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なかなか使えるスペアナ+802.11解析ツール

2020/06/11
iOSのバージョンがどんどん上がっていく中で、このアプリについてはアップデートが全くないのと、使いたい時に起動しない致命的なバグも解消しませんので星減らします。うまく動けばよい製品なんですがね。残念。
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2020/03/07 要望追加→既にあり
任意のタイミングでデータをクリアにする機能が欲しい。→既にありました。リフレッシュマークのボタンを押せば消えるみたいです。
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2020/03/07 不具合発生中→Fix待ち
よいと思ったんですが、iPhone7の最新OSで使用してたところ何度か使用して暫く経ってから起動しようとすると起動せずすぐにアプリが落ちてしまいます。再インストールしたところ使えましたが、再発します。バグなら早く直して！
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2020/03/07 初回レビュー
こちらアプリはアプリがメインではなく、外付けの専用デバイスをライトニングケーブルで接続して、そのデバイスで計測した情報を表示するものになります。アプリ単体で使用するものではないので悪しからず。

で、計測可能な情報は、例えば自端末が接続していないものを含む、BSSID毎の信号強度(dBm)、非Wi-Fiを含むノイズを差し引いたSNR、再送率、チャネル使用率、接続クライアント数、802.11n/ac等のPHY TYPE、接続中の各端末の詳細(MAC、再送率、信号強度、チャネル使用率、PHY TYPE、BSSID接続履歴)など。

スペアな的なとこでは密度グラフが見れます。極端ですが電子レンジの前で計測するとノイズで電波が乱れる様子を可視化することができる代物です。この密度グラフにBSSIDの電波強度グラフをオーバーレイ表示することが可能なので調査対象のBSSIDで使用している周波数帯の電波状況が分かりやすいです。

惜しいのはウォーターフォールグラフ(縦軸が時間、横軸が周波数)機能がないので、各周波数毎の時系列の電波利用状況を確認することが出来ないところです。あと接続中の各端末の詳細表示画面でデータレート(動的に変化するリンク速度)が見れるとお思ってだのですが、見れなかったので、これも追加して欲しいです。データレートはWi-Fiを調査する上で重要な指標なので追加して欲しいです。

他の改善要望は以下です。応援してるのでよろしくお願いします。
・iPhoneでも横画面に対応して欲しい
・フォントの大きさを調整できるようにして欲しい。
・グラフの全画面表示、拡大縮小もできるようにしてほしい。全体的に絵も字も大きすぎるので、閲覧性に少し難ありです。
・計測したデータのローカルストレージまたはicloudへの保存と読み込み、csv等でのエクスポート(RampartというMetageekのクラウドを使えばできる？有料？記録/保管くらい気軽にさせて欲しいです。そうでないと、長期の品質管理でこのアプリは使えないです。)
・BSSID毎のマルチキャストレート(ビーコンやブロードキャストで使用される基本レート)。ARP等のブロードキャストで溢れかえってるような悪い品質のWi-Fiを探すのに便利です。フレームをキャプチャして解析するチップが搭載されているとのことなので、計測できると助かります。