BeatMaker 3 4+

NI社のmachine やstudio one も検討しましたがお手軽な此方をとりあえず試してみました。とにかく使いやすいし分かりやすいです。何よりipad で何処でも持ち出せるしサンプリングも今までのどれに比べても群を抜いて使いやすいです。パソコンbaseではこうはいきません。屋外の音も簡単に音源にに出来るところが気に入ってます。インターフェイスでProtoolsにMIDIで同期させてオーディオで取り込もうと思います。machine も人気ありますがiPad をお持ちなら手軽にBeatMakingが楽しめます。
イーミュレーターが300万円したのにこんな神アプリが3000円なんて凄い時代になりましたね。

BeatMaker2を死ぬまで使いたい。3以降もそれはそれで進化した姿を見たいけど、2だけは別物として永遠に残してほしいです。BeatMaker2がなくなるとマジにiOSの音楽制作の面白みが半減するのでよろしくお願いします。特にマルチティンバー音源を使用してる人、これから使ってみたい人はBeatMaker2をぜひ研究してみるといいです。一見するとパッド推しなのでただのMPCと考える人が多いと思いますけど、とんでもないのです。BeatMaker2はMIDIシーケンサーとして優秀な上に、波形編集も得意だぞ！と、そういうポジションなわけです。マルチティンバー音源との相性ならマジでCubasisでも敵わない。唯一残念と言えばローランドのSOUND Canvas for iOSが販売終了してしまったことでしょうか。なぜって、あの伝説のローランドマルチSC-88Proのユニバーサルアプリ版を、iPhoneでも使いやすいBeatMaker2でシーケンス組んで、曲が出来上がったらSOUND Canvas for iOSのオーディオ出力をIAA (Inter-App Audio) ジェネレーターでBeatMaker2のオーディオトラックにループバック録音して (しかもBeatMaker2はパート毎に複数のトラックを作れるので、MIDIをキック、スネア、ハット、タム等々と分けておけばパラでオーディオ化出来る！)、そして仕上げる、が新規さんにはもう出来なくなっちゃったから。かーわいちょ！ ただまあSampleTankがまだ現役ですし、iPadならKORG iM1 (とシーケンサーを積んだコルグアプリ全部) も素晴らしいマルチティンバー音源なので今からでも遅くないですけどね。ちなみにBeatMaker2とiM1を立ち上げて、BeatMaker2は16チャンネルのセッションをロード、iM1はマルチのプリセットをロード、それだけで作曲の準備は完了。特に接続する必要はなく、勝手にMIDIを送って、勝手にMIDIを受け取って鳴る関係なので、15秒でiOS最高峰サウンドが8音色並んだセッションが目の前に現れます。しかも軽い！(各アプリをバックグラウンド・オーディオをオンにしておかないと音鳴りません。まさかとは思うけど念のため笑)。あとは他にもマルチティンバー音源の有名どころと言えばbismark bs-16iとKQ Sampeiがあります。ともに国産で安く、特にKQさんはバグ報告すると直ちに対処してくださるので安心です。bs-16iもKQ SampeiもAudio Unitsに対応してますけど、Virtual MIDIで鳴らすとそのアプリの素のサウンドが鳴るのでより美しくて好みです。BeatMaker4の開発に活かしてほしくていろいろ書きました。あ、そうだ、BeatMaker3のライブラリー (全部24bitのwav。めっちゃ音良い) を結構購入しているので、もし4を出す時には簡単に持っていけるように考慮してほしいです。手移動はちょっと辛過ぎるので。

ーーー【BeatMaker2でのMIDI OUT (Virtual MIDI) 用トラックの作り方】トラック追加でキーボードかドラムマシンを選択、音色選択時に音色は選ばずEMPTY PRESETを選択。《MIDI》を開いてOUTPUTを音源アプリの任意のチャンネルに合わせる。INPUTは自分環境次第、自分はとりあえずNONEにしてあります。これを16コ作ってSAVEしておく。以降はSAVE ASでセッション名を変えていくだけ。

ーーー【IAAジェネレーターを使って各MIDIトラックをそれぞれオーディオトラックに録音する方法】トラック追加で《AUDIO APPS》を選択、音源アプリを選ぶ。念のため音源アプリのアイコンをタップして音源アプリに切り替わるか確認する。また同じく念のため《MIDI》を開いてIN/OUTともNONEにする。《AUDIO》も開いてINPUT BUSが音源アプリになっているか、MONITORとARM RECORDINGがオンになっているか確認する。問題なければ再生して音楽が鳴るか確かめる。不要なMIDIトラックをミュートして録音開始。録音後は音源アプリのアイコンを長押しして《DISCONNECT ONLY》を選択、IAA接続を解除する。次のパートを録音する為のトラックを追加する・・この繰り返し。

ーーーCubasisでも同様の考え方で同じことが出来ますが、CubasisはMIDIトラック毎に音源アプリを指定する必要があるので少々煩わしいです (楽器をNo Instrumentに変更した上で、RoutingのMIDI outputで音源アプリとチャンネルを設定する)。また当然BeatMaker3でもやれますが更にめんどくさいです。BeatMaker2の方がセッティングが簡潔、鍵盤も使いやすく、打ち込みやすく、シーケンスを組むのも手早くて、圧倒的に便利です。更にBeatMakerは録音した生データをそのまま外に持ち出せるのも特徴。【BeatMaker2でのデータの持ち出し方】左上のホームボタンをタップ、セッション名の隣の画面アイコンをタップ、《PASTEBOARD》→ 真ん中の《COPY BM2 TO iOS》でデータを選択して《LOAD》でペースト可能状態になります。※ 余談ですが、レート (BeatMaker2は録音は16bitのみ) を除けば、DAWによって録音品質が変わるということはありません。Pro Toolsで録ってもBeatMaker2で録ってもレートが同じなら同一の録音データになります。音質はA/Dの変換までで決まるもので、DAWは送られてきたデジタルデータを記録しているだけです (しかしDAWによって再生品質ーようは出音ーが異なるのでデータ自体が良くなるように勘違いしちゃう)。つまり言ってみればコピーしているだけなのでデータが変わっちゃうと逆に困ってしまうということです。そしてだからこそ「録音したままの生データを持ち出せる」ことにはとてつもない価値があるということです。

ーーーちなみにBeatMaker2が今でもほぼ問題なく使えるのは、IAAで採用したのがジェネレーターのみで、しかも録音後は解除してしまえる構造なので、DAW側が外部アプリを引き受けなくていいからだと思われます。どうりでGarageBandもジェネレーターのみなわけですし、KORG Gadgetに至っては完全に内製に絞っているわけです。

This is a very well developed app. The sampler is bonkers! My wish list includes a better or possible way to import midi files into your projects. Please make it happen developers!