HPE iLO Mobile 4+

説明:
HPE iLO Mobileアプリケーションを使用すると、iPhoneまたはiPadからHewlett Packard Enterprise ProLiantサーバーのリモートコンソールにアクセスできます。Mobile アプリケーションは、ProLiant サーバー上のiLO プロセッサーと直接通信し、サーバーが稼動している限り、常にサーバーを完全に制御できます。たとえば、正常な状態にあるサーバーにアクセスしたり、またはオペレーティングシステムがインストールされる前の電源が入っていないサーバーにアクセスすることができます。IT 管理者は、ほとんどどこからでも、問題のトラブルシューティングを行い、ソフトウェアの配備を実行することができます。
Hewlett Packard Enterprise iLO Mobileアプリケーションでは、以下のタスクを実行できます。
• サーバーの電源スイッチの操作
• BIOSやROMの設定変更など、リモートコンソールを使用したオペレーティングシステムの操作。
• Web サーバーに保存されたイメージファイルからの ISO CD/DVD イメージのマウント(httpまたは https)。サーバーでは、ディスクイメージは USB CD/DVD ドライブとして使用できます。ディスクイメージから起動し、オペレーティングシステムを配備することができます。
• Hewlett Packard Enterprise iLOスクリプトの起動およびスクリプトの進行状況の監視。
• Hewlett Packard Enterprise iLO webインターフェイスへのアクセス。
• 管理したいサーバーのリストの保存。

制限事項:
• HP iLO 3以降を搭載した Hewlett Packard Enterprise ProLiantサーバーがサポートされます。 これには、すべてのProLiant G7、Gen8およびGen9サーバーが含まれます。ただし、Lights-Out 100i を搭載した ProLiant G7 100 シリーズを除きます。
•管理するiLOにネットワークアクセスできる必要があります。携帯電話ネットワークから接続するときは、通常、ファイアウォールを再設定したり、VPN をセットアップしたりする必要があります。VPN を使用してファイアウォール経由で接続するか、以下のポートを開いて転送することができます。
• HTTP: ポート80
• HTTPS: ポート443
• リモートコンソール: ポート17990

注記:この項で示すポートはデフォルト値です。iLO webインターフェイスのAdministration>Access Settingsページで、ポートの設定を参照または変更できます。

•以下の機能を使用するには、サーバー上にHewlett Packard Enterprise iLO Advancedライセンスが必要です。
o iLO仮想メディア
oリモートコンソールは、ProLiantブレードサーバーに付属しています。他のすべてのサーバーではライセンスが必要です。
oスクリプティングはすべてのサーバーで使用できますが、iLO 仮想メディアのような特定の機能のスクリプティングにはライセンスが必要です。
Hewlett Packard Enterprise iLOおよびiLO Advancedについては、http://www.hpe.com/info/ilo (英語)を参照してください。
• Hewlett Packard Enterprise iLO Mobileアプリケーションは、かなりのネットワーク帯域幅を消費することがあります。携帯電話ネットワークを使用するときは、無制限データプランに加入していない場合、データ使用量を監視してください。可能な場合は、Wi-Fi を使用するようにしてください。