HryFine 12+

突然iPhoneとのバインドが解除され 以降繋がらなくなりました アプリを一旦削除し(蓄積されたデータも) 改めてインストールしアカウント取得からやり直しましたが 相変わらず電話機とのバインドができません 現在腕時計としては使えていますが 時刻が微妙に遅れつつあります iPhoneと接続できないまま 時刻もズレ続けると腕時計としてもダメになります なんとかしてください
ー追記ー
再接続できました
その後も接続が切れることがあり、iPhoneのBluetooth設定で一度削除してから検索し直す方法で繋がることがわかりました
なので星一つ追加します

【動機】Apple Watchは高価だし，アップル社は血圧測定の特許取得済みなのに現時点で対応していないから，それまでのつなぎ・お勉強用（スマートウォッチってどんなものだろう？）として購入した。血中酸素測定（近所のドラッグストアでは今も売切），血圧測定（オムロンの９万円位のと違い簡易版と割切），24時間心拍測定（60分毎とか），睡眠モニター（iPhone本体で「Vitalbook (Pro)」アプリとか，Android本体で「Sleep as Android」アプリとかで枕元の振動検出で事足りてはいるけどね）に惹かれ，安価なので試してみる気になった。　

【試行環境】X8 Plus (HIGH X8) V1.3，iPhone SE2(iOS 16.1)，アプリ HryFine 1.7.2(6)(2022年10月29日版)。　

【資料】お客様センター：GetN のサイトに，「スマートウォッチ X８ Plus 取扱説明書」や「接続手順」（iPhone編とアンドロイド編，マニュアル動画，Ｑ＆Ａなど）有り。　

【気づき1】Bluetoothは2つで接続。アプリ4.2（おそらくは「HIGH X8」の方。アプリ指示前に手動でつなぐとダメ），通話／音楽3.0（「Hry3.0」の方。手動でつなぐ必要あり）と，いささかわかりづらい。「Hry3.0」によりBluetoothスピーカーとして機能するため，iPhone本体の通知音やスピーカ音がそのままウォッチ側から出る。スマホで「消音モード」をONにしていてもこの機能のため，通知音が出てしまう。公式サイトのＱ＆Ａには通知音解除するにはBluetoothペアリング解除するようにと書かれているが，「Hry3.0」の方だけ「このデバイスの登録を解除」すればよいようだ。ダイヤル（電話をかける・通話する），通話履歴，BT音楽（再生制御）等，「スマホと連携できていません」で使えなくなる。一時的に「接続解除」しても勝手に接続が復帰することもあるようなので，「このデバイスの登録を解除」が確実なようだ。Bluetoothアプリ側で出力先を指定する機能がある場合は，それでiPhone内蔵スピーカか，本機X8 Plusか，別のBluetoothイヤホンかを選択すればよい。「HIGH X8」の方は残しておいて問題ない（というか切断するといろいろ不具合出そう）。　

【気づき2】ヘルスケアとの連携機能がない。上位機種の「Ace Fit」，アプリ「CO-Fit」なら可能らしい。　たとえば上記Vitalbookアプリには連携機能有るので，その場合睡眠記録がヘルスケアへ自動記録されるのだが。　

【気づき3】24時間心拍測定（開始・終了時刻指定して，60分ごとに心拍数測定），睡眠モニター（睡眠時間，深い眠り，浅い眠り，急速眼球運動(目の動き)(REM睡眠のことだね)）のアプリHyrFine側への日々履歴保存には，HryFineを起動し続けていることが必要なようだ。つまり，最小化は問題ないが強制終了(ホームボタン2度押してアプリの下から上へのスワイプで終了)はまずそう。それでも，iOSの節電機能のためか，自動心拍数が記録されないことがときどきある（アプリ強制終了するとその率が高くなるようだ）。　

【気づき4】設定の「心拍数アシストスリープスイッチ」ON／OFFの意味がよくわからない。ONでもOFFでも自動測定には関係なさそうだし，あるいは睡眠記録に関係しているのか？　WEBで探してみたが見つからず（説明書に記載なし）。　

【気づき5】睡眠記録はおそらくは「スマートウォッチ本体設定」の「睡眠モニター」終了時刻にアプリが作動していないと記録されなさそうな感じ。睡眠時間であって，睡眠時刻の記録はないから，仮眠とかで1日に2度寝してしまうと（睡眠モニターの開始・終了時刻変更して仮眠すると），2度目の記録しか残らない。追加計算されるのではなく，2回目の値の上書きとなる。一方，iPhone単体で枕元に置いて振動で睡眠の深さを計測する「Vitalbook」アプリ（別アプリ）では，ヘルスケアと連動しつつ，就床時刻，入眠時刻，起床時刻，就床時間，睡眠時間，などを各々の回で記録するから（上書きでなくデータ追加），この点，残念な仕様とはいえる。　

【気づき6】血圧については手動での測定（ウォッチ側からもアプリ側からも開始指定可）で，これは日々複数履歴記録される。オムロンが医療機器認証を取得している高額な腕時計や，アップル社の特許と違い，簡便版だから，実際，値も正確ではない感じ。とはいえ，目安ぐらいにはなるかな。ときどき，ちゃんとした腕に巻く血圧計に近い値を出すときもあるようだ。

【気づき7】歩数（カロリー，距離），血中酸素については，日々の記録機能がない。運動記録の方に有るウォーキングには日々の記録機能があるが，手動で開始が必要で，さらに説明書を見るとウォッチ内蔵とアプリとの機能は別物で連動していないらしい。まだ試していない。（試す気にもならない。）　血中酸素の値はどうかは，比較できる測定器を入手していないのでノーコメント。　

【気づき8】スマホ内の画像を文字盤（ダイヤル，メイン画面）の背景にできるのが良い。「DIYダイヤル」で「画像を選択」。時分以外に，歩数カウント，日付（曜日と月日），睡眠，心拍数も選べる。配置や色を変えられるが，文字サイズ変更は不可。バリエーションが少ないのが残念。　

【気づき9】文字盤は出来合いのものが多数用意されている。FREEのもあるが，たいていは「ゴールデンビーンズ」（動画広告を見ることで，増やせるポイント。1日約20回が限度）が必要。2ポイント，6ポイント，66ポイントと様々。それと1日1回のサインインでも1つ増やせる。動画広告を見る際は，消音モードにしてHry3.0解除すれば音が出ない（ボリュームを絞ってももちろん良いが）。次回60秒待ち。まぁ気長にゆっくり，ながら作業で。　

【気づき10】文字盤を選ぶ際は，「お勧め」より「新しいリスティング」から見た方が体系だって良い。どこかで見たような有名キャラクターに似た画面とかもある。残念なのは保持できるのは1つだけ。それとDIYダイヤルとで計2つ。文字盤転送は結構時間がかかり待つ。　

【気づき11】文字盤に表示される項目は，時刻（時分），時刻（秒），AM／PM，曜日，月，日，天気，気温(文字盤に気温表示されない？左端からの右スワイプで画面上部に天気・最低気温～最高気温表示が出るが，文字盤の気温は1つのみ表示の長さっぽく，仕様変更に対応できてなさそう？)，心拍数(前回測定時)，歩数，消費カロリー，移動距離，バッテリ残量，Bluetooth(飾りかも)，など14項目。現時点のデジタル表示タイプをすべて確認したところ，最大で12項目を表示するのが「Orange and Grey」(天気なし)，11項目が「Orange white brilliance」(天気あり，Bluetooth・AMPM・月 なし)，といったところ。天気はちゃんと同期しているかいささか怪しい。左端から右へスワイプすると表示される天気（HryFineには地点表示も）と合わない時がある。その他，ベル（通知？），三日月（睡眠時刻？），南京錠（ロック？動画広告？），STAND，MOVE，EXERCISE，方位，月齢 などが文字盤にあるデザインもあるが，単なる飾りかも（「Virtual」シリーズとか）。　

【気づき12】初期値は「グリッドスタイル」になっているが，アイコン大きく１画面に４つしか表示されずスクロール表示が遅いので，「スタイル」で「ドットスタイル」にすると，アイコンとても小さくなり，よく使う「歩数」が右上，「健康管理」（心拍数，血圧，血中酸素の測定）が右下（これは左端からの右スワイプでも可）になるので，すぐに上下スワイプで見れるようになる。ただし，「明るさ」のアイコンがないので，ウォッチのバックライト（輝度）変える場合は，一旦左端の服のアイコン（スタイル）で「グリッドスタイル」に戻すのが面倒。一長一短。　

【気づき13】「スマホ探索」は役立つかと思ったが（iPhone一瞬振動しベル音が鳴る），割と不安定でダメなときもある。おそらくはHryFineが起動していないとダメなのだろう。逆（スマートウォッチ本体サーチ）の方は大丈夫。　

【気づき14】アラーム5件設定。ウォッチから設定出来ないのは不便。それと3回振動するだけでは気づきにくい。iPhoneのアラームみたいにもっと長い時間振動したらいいのに。設定したアラームの消し方がわからなかったが，左にスワイプすれば「削除」ボタンが出る。iPhoneの通知とかの消し方と一緒だった。　

【気づき15】最初，ベルトの取り付け方（表と裏）がわからなくて（説明書の図も不十分）困ったが，AppStoreのデベロッパWebサイトの写真を見て理解した。残念ながら現行機は旧機種らしくて同じデザインのものは載ってなさそうだ。Bluetooth規格が3.0／4.2といささか古いからね。　

【気づき16】腕上げ画面表示（リフトアップ）機能は「この機能をオンにすると，バッテリーの寿命が短くなります」とあり。腕を上げてひねると液晶バックライトがON。有効時刻指定可能。作動するところまでは確認したが，結構操作が微妙で，オフのまま使うことにした。日中，懐中時計を使っていたし（軍手はめているので腕時計が見えづらい），最近は外出時時計忘れてスマホを時計代わりにしていたぐらいだから，横のボタンを押すぐらいの手間はなんでもない。　

【気づき17】で，やっぱり腕が蒸れて擦れて皮膚がただれ気味になったり。ホックの金属部分が露出しているのがどうもよくない。数日で汗でサビっぽく変色。だから腕時計はやめて懐中時計にしたのだったっけ。睡眠記録・歩数計ならスマホ単体で充分だし，私には腕時計は向いてないのかもしれない。やっぱり実験機として格安のを試してよかった。　

【気づき18】BTカメラ機能。腕を振るとiPhoneのシャッターが切れる。iPhoneを少し離れた位置に置いての自撮り目的かな。　

【気づき19】長座り警告機能。面白いが，実用性はよくわからない。ずっと座ったままだと健康によくないので（肩がこるだろうし）その警告という訳だが。　

【気づき20】ストップウォッチは，ラップがないのが欠点。停止・一時停止・リセットのみ。タイマー（３分のラーメンタイマーとか）が無いのは残念。まぁ，スマホ側で出来るからいいけどね。　

【気づき21】充電用の端子，ピンは接触不良が起きやすい。汗や垢で充電用の金属面に皮膜できたり。鉛筆の黒鉛なら電気通すから，シャープペンで芯を出しつつ磨いたり。昔持ってたGPSウォッチ（Pianta）も似たようなものだったな。

iPhoneで利用中。いや、利用としましたが出来ませんでした。
誕生日にプレゼントしたのに、相手にはまったく使えないもので、悲しいです。

ダメな点をいくつか書きます。

①時間設定ができません。
iPhone側で（Bluetooth接続後に）行うのですが、できません。よって、時計として使えません。

②すべての機能が使えません。
操作性や視認性、画面の文字サイズなどの問題ではなく、動かないので使えません。

文字サイズと言えば、
取扱説明書の字が小さすぎです。1文字が1mm x 1mmより小さな文字が使われています。気が狂っているのか？と思うほどの判読性と利便性の悪さで、スマートウォッチの日本代理店は、ユーザーのことを考えていません。酷すぎるぞ、本当に。
Web上で取説を読めますので、アプリのブックなどにダウンロードしてご参照ください。

③Bluetooth接続の解除が出来ません。
スマートウォッチが機能しないことが他のレビュー等で報告されていますが、私にとっては、正しいレビューでした。
それらの内容では、Bluetooth接続を一旦解除して接続し直すと機能が回復するとあります。
が、私の設定画面では、○に iのボタンが表示されず、Bluetoothより解除できません。
電池切れで認証されなくなるのを待つばかりです。iPhone側を工場出荷時に戻さないと、Bluetoothの接続先から消えません。

他にもありますが、おそらく、いかに購入してはいけないスマートウォッチなのかが皆さんに気付いていただけかと思うので終わりにします。