locGet 4+

locGetはiphoneの位置情報、センサー値、音量、映像（動画または写真）を同時に記録できるロガーです。iphoneを使った研究や開発、学校での物理の教材、登山やドライブ、サイクリング、旅行など、思い出の記録ツールとしてもご活用ください。

[記録項目]
下記の値を指定した頻度（1秒間に何回測定するか）で記録することができます。これらの値はバックグラウンドでも取得が可能です。

(1) 位置情報（世界測地系の緯度および経度。）
(2) 移動速度
(3) 方向 （真北基準、磁北基準）
(4) 加速度 （3軸）
(5) 重力 （3軸）
(6) 角速度 （3軸）
(7) 姿勢 (yaw,pitch,roll)
(8) 気圧
(9) 高度 （測定開始地点からの差分）
(10) 磁気 (3軸)
(11) 音量 （This information is just for reference purposes.）
(12) 動画(センサー値と同期して記録。※バックグラウンド移行時は撮影が終了する。)
(13) 写真('AddFlag'ボタン押下時に記録)

[計測中の機能]
・計測は簡単です。ボタンのタップで記録を開始し、同じボタンのタップで終了します。
・　計測中にフラグボタンを押すと、データにフラグを追加することができます。データ確認の際にその時刻を素早く探し出すことができます（例えば、散歩中に野良猫と出会ったらフラグボタンを押すなどの用途）。
・写真を取る設定にしている場合は、フラグボタンを押すと写真が撮影されます。
（デフォルトでは'Add Flag'ボタンは表示されていません。表示する場合は設定を変更する必要があります。）

[計測結果ファイル]
・　 測定結果は、計測ごとに計測日時の名前が付いたフォルダが作成され、CSVファイルとして記録されます。　記録したCSVファイルはそのままiphoneのアプリで編集が可能です。もちろん、Mac(Finderを使用)、PC（iTunes使用）で外部出力することも可能です。
・　位置情報を取得した場合は、簡易的なKMLファイルが作成されます。
・　動画はmp4形式で保存されます。
・ 写真はjpeg形式で保存されます。
※動画と写真は、デフォルトでは記録されません。記録する場合は設定を変更する必要があります。

[計測結果の確認]
・ アプリ内で取得した位置情報をApple Map上で確認できます。単純な線描画での表示も可能です。
・　位置情報、各センサー値(グラフ)、映像データを同期して確認できます（確認画面でスライダーを動かすか再生ボタンを押す）。写真を撮影した場合は、写真を撮影した位置に到達すると写真が表示されます。

・　フラグボタンを押した時間はグラフ上に青い帯が付加されます。
・　CSVファイルに行を追加することでユーザーが定義した数値を位置情報や映像と同期して表示することができます。（例えば3軸加速度のパワースペクトルをExcelで計算して追加など。）

[計測の準備]
・　記録するセンサーの種類や、トップ画面で表示するセンサーの種類を保存し、素早く切り替えることができます。

*** ご使用前にテストを行って下さい。 ***
・　iphoneの性能によっては、指定されたセンサー値の取得頻度を達成できない可能性があります。
・　記録するセンサー値の種類が多くなるほど、また、センサー値の取得頻度が高くなるほどCSVファイル容量が大きくなります。
・　センサー値の画面表示や記録を行うかについては、軸ごとに指定が可能です。バッテリーやファイル容量を節約することができます。
・　映像の記録や使用するセンサー値の数が多くなるほどバッテリーの消費量は多くなります。