SpeechCanvas for Biz 4+

SpeechCanvas for Biz（スピーチキャンバス フォービズ）は、音声と筆談で業務上における健聴者と聴覚障害者のコミュニケーションを支援する法人向けアプリです。

端末の画面上で話した言葉が次々とふりがな付きで文字になり、画面を指や端末専用のペンでなぞれば絵や字がかけます。操作がシンプルでわかりやすいので、どなたでも簡単に使えます。
無線または有線の外付けマイクを使えば人と人が離れた場面でも使えますし、プロジェクタに接続すれば大画面に映すこともできます。

聴覚障害者を雇用する企業の職場における会議や面談、公共機関の窓口応対、教育機関における授業や学校生活全般、商業施設の店頭での接客サービスなど、聴覚障害者の日常生活におけるさまざまな業務シーンでお使いいただけます。また、加齢による難聴といった、耳の聞こえにくい高齢者の方との会話も可能です。

国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT)の研究成果であるネットワーク型の高精度な音声認識技術を活用しています。また、SpeechCanvas for Bizはインターネットがつながらなくても音声認識してくれるので、電波の届かないところ、災害時など、いつでもどこでも安心です。


■特長
１．音声と筆談で会話がスムーズ
健聴者はことばを話し、聴覚障害者は筆談で応えることで、手話が使えなくてもより自然で円滑なコミュニケーションができます。聴覚障害者を雇用する企業の職場における会議や面談、公的機関の窓口や接客カウンター、学校などに常備しておけばやりとりがぐっとスムーズに。

２．話した言葉が、ふりがな付きで次々と文字になる
連続して話した内容が、次々と流れるように文字に変換されます。文字は、ふりがな付きで表示されるので、漢字が苦手な方とのコミュニケーションも安心です。

３．指で簡単に修正が可能
音声認識された文字が間違っていても、指でなぞるだけのシンプルな操作で、すぐに修正できます。修正は、音声でもキーボード入力でもＯＫです。

４．よく使うフレーズや写真を登録できる
よく使う画像やフレーズを、お気に入りに登録できます。たとえば、メニューの写真を登録しておけば、お客さまが来た時にすぐ表示できるなど、便利に使える機能です。

５．業務特有の固有名詞を登録できる
お客様の業務に特有の固有名詞が登録できるようになりました。職場ではより専門的な会話も可能となりコミュニケーションの範囲が広がります。

６．対話の履歴を有効活用
対話の履歴を後から見ることができます。
しかも、履歴の中からよく使うフレーズを選んでお気に入りに登録したり、履歴のテキストデータをメールで送信したりすることも可能。履歴を活用すれば、コミュニケーションがさらに広がります。また、履歴は選んで削除もできるので、プライバシー保護にも役立ちます。

７．電波の届かない場所でも使える
サーバに接続できない場合でも、組み込み型の音声認識を使用して、話した音声を文字に変換できます。場所を問わず、どこでも使えるから安心です。

８．サーバに個人情報が残らないから業務利用も安心
アプリの利用時、ネットワーク型の音声認識技術を使用する場合には、発話音声などの個人情報を含んだユーザーデータは音声認識処理後ただちに破棄されます。データがサーバに保存されることや再利用されることがなく、情報の機密性が担保され業務利用にも安心してお使いいただけます。

■制限事項など
インターネットに接続してご利用する場合、通信料はご利用者様負担となります。
通信状態によっては、結果表示に時間がかかることがあります。