The Almost Gone 12+

Name: The Almost Gone
Price: 600 JPY
Rating: 4.4 (155 reviews)
Author: Playdigious

Playdigious

- 4.4 • 155件の評価

- ¥600

説明

死、喪失、精神をテーマとしたストーリーで、過去に賞も受賞している謎解きのゲーム。複雑入り組んだジオラマの世界と主人公の人生とのつながり、そして最後にはあなた自身が作り出す「波紋」を体験することでしょう。

生と死の狭間でただ一人、主人公は自分の運命を指し示す真実を解き明かす冒険に出る。
美しく描写された平凡な郊外の生活。その表と裏に隠された真実を深く掘り下げていく。受賞歴のある作家によって綴られた現代のストーリー。

自身の目的と記憶を明らかにしていくことで、この深遠なストーリーの全貌を明らかにし、散りばめられた手がかりをつなぎ合わせてさらなる秘密に迫っていきます。
冒険は自分の家から始まり、誰もいない不気味な表の通りへ。さらに、美しく並ぶアパートから廃墟となった病院まで。１つの手がかりも見逃さず、真実へと続く道を探す冒険が始まる。
次々に明らかになっていく新しい事実。いったいここで何が起こっているのか、そしてまだ幼い自分を取り巻く人々や場所の意味するものとは… 隠された真実へと一歩一歩近づいていく謎解きのストーリー。

なぜ、あなたはここにいるの？
あなたはここで一人ぼっちで出られないの？
あなた、この先へは進むことはできないの？

• ストーリーは受賞歴もあるヨースト・ヴァンデカスティーレが担当。感情の奥に深く響くストーリーを体験していただけます。
• 美しいジオラマの世界を隅から隅まで探索するのがあなたの使命。
• 物語は５つのチャプターで構成。次々と秘密が明らかになっていき、その先にある真実へと一歩一歩近づいていきます。
• ごくありふれたリビングルーム、森の中のテント、木の中のパトカー、廃墟となった病院… この異様な空気に包まれた郊外の町が探検の舞台です。
• スマートフォンでのプレイに最適化されています。

2020年10月5日

バージョン 1.3.3

Fixed a bug where the Deja Vu Achievement wasn't triggered when completing the game twice. Players who have, will now get the achievement when the game starts.

4.4／5

155件の評価

真綿でじわじわ

絵はかわいいですが、人間の様々な闇がこれでもかという程出てきます。オブラートに包んで注意書きをすると「デリケートで大人向け」。

誰も救われないストーリーですのでお気をつけください。やるせなくて泣ける。

謎解きは攻略を見なくても解ける、操作性も不自由なく、ゲームとしては楽しいので★4です。

パズルゲームというより小説

３周し全アチーブメント取得済です。

良い点:

・パズルは単純で、ヒントもきっちり。低い難易度でサクサク進む

・ゲーム進行に必要なテキストは少ないが、ヒントやフレーバーテキストを含めるとちょっとした短編小説並の量で、じっくりシナリオを追える。日本語訳も自然

人を選びそうな点:

・解釈の余地がありすぎて「一体何だったんだ？」という印象を受けるラスト

・ビジュアルが最後まで淡々としすぎていて、シンプルな美しさを通り越して地味

・マス移動のシステムがストレス。移動して、視点を回転させて、移動して…の繰り返し。視点の回転でハッとする気付きがあるわけでもない

感想:

面白いシナリオだとは思いますが、ただただ主人公の独白を読んでいくばかり…

それが作品の雰囲気なのだとは思いますが、画面やオブジェクトが単純化されすぎていて、世界の説明をテキストに頼りすぎです。

エンディングが理解できなかったので周回しましたが、全体的に地味な作品という印象を持ちました。

古典的で陳腐

アートワークは今風ですが、やることは画面を隅々までタップ&たまに数字を入力するだけの超スタンダードなアドベンチャーゲームです。
もう少しアニメーションやタッチ操作によるギミックなどがあるかと思ったんですが、ゲームとしての目新しさは皆無でした。

シナリオも不気味で雰囲気は出ているんですが、キャラクターが薄っぺらいせいで陳腐さがあります。この手の陰惨な話は嫌いじゃないんですけど……。

特に気になるのが翻訳の古臭さです。今どきの若い女性はこんな言葉づかいはしませんよね？それとも主人公は「今どきの若い女性」じゃないのかな？没入感を損ねています。
彼女のモノローグが要素としても大変大きいので、もう少しニュアンスを吟味して欲しかったです。
ビジュアルワークがこんなにポップではない、普通のホラーゲームのテイストだったら、この語調でも浮かなかったかもしれませんね。