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独自の操作性が楽しい「Mushroom 11」。

Mushroom 11

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荒廃した世界に現れたのは、緑色をしたアメーバ状の菌類。これから、この奇妙な生物を操作して終末の世界を進む冒険が始まります。「Mushroom 11」は、これまでにない体験を味わえる、パズル要素の入ったゲームです。

このアメーバ状の菌類は、一般的なアクションゲームのキャラクターのように、走ったり、ジャンプしたりすることはできません。その代わり、細胞分裂を繰り返し、少しずつステージを移動することになります。画面をタッチして生物の一部を削ると、別の部位が新たに作り出されます。進向方向に新たな部位を作り出していくことで、菌類は前に進めるのです。

荒廃した世界には、様々な仕掛けが散りばめられています。細胞分裂を繰り返して、各ステージを攻略していきましょう。時には地形に合わせて形状を変化させたり、2つに分裂して仕掛けを解いたりするなど、発想の転換が試されます。他のゲームにはない独特な操作性に初めは戸惑うかもしれませんが、慣れてくるとその面白さに気づくでしょう。上記のビデオを操作の参考にしてみてください。

ステージに設置されているのは、機械的な仕掛けだけではありません。不思議な植物や、ボスとなる生物も登場します。どれも奇妙な生命体ですが、同時にプレイヤーが操作しているのも、同じく奇妙な緑色の生物。一体この世界には何が起きてしまったのか。世界観の奥深くまで想像力を広げさせてくれることも、本作の面白みの1つです。

3D Touchを採用することにより、細かな操作も可能な本作。画面をタッチする強さによって、生物の削れる範囲が変わります。失敗しても何度でもチャレンジしてステージクリアを目指しましょう。左利きの人向けの設定ができることも特筆すべきポイントです。横スクロールの進向方向が左右逆になり、利き手に適したモードを選ぶことができます。

時間制限はありませんが、崩れ落ちそうな仕掛けをすり抜けていく感覚に、緊張感と楽しさがある「Mushroom 11」。どうぞ奇妙な世界の冒険を楽しんでみてください。