基本を知る

インテリアをARでチェック

部屋の模様替えをしたくなったとき、みなさんはどうしていますか。インテリア雑貨店などに行き、気に入った棚やソファを購入する前に、Appを活用して具体的に部屋の中をどう変えるか、検討してみましょう。AR(拡張現実)を使ったAppなら、部屋の中に家具を置くとどうなるのか、すぐに確認できます。

部屋の広さを確認しよう

「magicplan」は、実際の部屋を元に間取り図が作成できるAppです。ARを活用し、画面に現れる緑色の垂直線を部屋の角に合わせ、場所を指定していくだけで、一部屋分の間取り図が完成します。壁ができたら、窓やドアも追加していきましょう。本棚やベッドなど、家具も配置できます。

生成された間取り図で、おおよその長さも確認できますが、実際に計った数字を追記すれば、より正確になります。置きたい家具が部屋に入るか検討するのに便利です。

部屋の中に家具を置こう

製品を購入する前に、実際に家具を置いてみた状態をARで表現できるAppもあります。「IKEA Place」なら、IKEAの家具を部屋に置くとどんな雰囲気になるか、部屋のインテリアと合うのか、事前に確認できます。「こんなはずじゃなかった」という失敗を防げるはずです。

また、ルームコーディネートのために作られた「RoomCo AR」は、KEYUCA、Francfranc、MUJIといったブランドの家具を実物大で表示できます。収納用品からテーブル、チェア、ソファ、照明、雑貨まで、様々なインテリアを部屋の中に置いてみることができます。狭い部屋に大きなソファを置いても大丈夫か、部屋の雰囲気と家具の色は合うか、実際の部屋に重ねて見てみましょう。

気に入らない家具は吹き飛ばそう

ARを活用して部屋の中に家具を配置できるAppの中には、ユニークな機能を備えたものもあります。

「Housecraft」は、先に紹介したAppと同じように、テーブルや椅子を部屋の中に配置できますが、「Fun Stuff」と名の付いた機能で、配置した家具を竜巻で吹き飛ばしたり、光線銃で倒したりできます。雰囲気が気に入らなければ、この機能を使って配置したものを全部吹き飛ばし、気分を晴らしてください。