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刺激的な選曲がサッカーを加速させる

「ウイニングイレブン」シリーズを盛り上げる、音楽の存在。

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「ウイニングイレブン」シリーズといえば、サッカーをプレイする楽しみと、観る楽しみの両方が味わえるサッカーゲームです。iOS版の「ウイニングイレブン 2019」では、コンソール版とまったく同じゲームエンジンを搭載することで、よりリアリティのあるサッカー体験が味わえるようになりました。

実名で登場する選手やチーム、リアルなゲームプレイ、各選手の特徴的なゴールセレブレーション。いずれも「ウイニングイレブン」を形成する大事な要素ですが、忘れてはいけないのが、ゲームを盛り上げる音楽の存在です。

常に新しい音楽を教えてくれた、そんな学生時代の先輩のような存在でいたいですね

國吉理応さん

コナミデジタルエンタテインメント(以下、KONAMI)の國吉理応さんは、新卒でKONAMIに入社した2009年から、「ウイニングイレブン」シリーズのサウンドデザインを担当しています。その頃、ゲームのために作曲する以外にも、市場に流通している既存の楽曲を採用するトレンドが生まれ始めていたと言います。

Passion by AWOLNATION

「毎年、その年のテーマを立て、それを元に集めた曲の中からキュレーションしています。毎回、だいたい400曲ぐらいの中から聴き込んで選んでいますね」

そのテーマは、サッカーにまつわる曲、UKロック、世界のインディーズ、など、毎年大きく変わると言います。

「もちろん、『ウイニングイレブン』シリーズは、サッカーゲームなので、しばらく聴いていても耳に心地がいい曲、様々なテイストの曲、そして何よりも、楽しめる曲、というのを軸に選んでいます」

「ウイニングイレブン」で知った曲を、後になって街角で耳にする。「ウイニングイレブン」のファンであれば、そのような経験があるかもしれません。トレンドを先読みする國吉さんは、どのようにその嗅覚を磨いているのでしょうか。

「世界中のレコード会社からおすすめのリストをいただいたり、実際にライブやクラブに足を運んだり、ストリーミングサービスでプレイリストを聴いたりしています」

「加えて、積極的に私の知人からもおすすめを聞いています。学生の頃にいませんでしたか? 常に格好いい音楽を知っていて教えてくれる先輩。『ウイニングイレブン』も、そんな先輩のような存在でいたいですね」

The Man by The Killers

常に周りからのインプットを大切にする彼女は、「ウイニングイレブン 2019」で、どのようなキュレーションを目指したのでしょうか。

「今回は初めての試みとして、イギリスのキュレーション会社とコラボレーションしました。私の中でイギリスと言えば、音楽に対する懐が深いというか、どんな音楽に対しても公平に接するイメージがあります。『ウイニングイレブン 2019』ではそのようなキュレーションを目指しました」

Jungle by X Ambassadors

「『ウイニングイレブン』で知った曲だ」。そんな声が聞こえてくると、その人の世界が広がったと感じられ、嬉しいと國吉さんは話します。

「挑戦的な選曲なので、もしかしたら日本では受けないかもしれない、と思っていたのですが、好意的な意見もいただいている上、他の国でも受け入れてもらっていて、安心しています。『ウイニングイレブン』は毎年発売しているタイトルなので、新しい音楽を届けたい、というこのスタンスは変えずに続けていきたいと思っています」

「『ウイニングイレブン 2019』は、個人的にもまた新たな刺激をもらえた、そんなキュレーションになりました。これからも、みなさんに新しい世界を提供できるような音楽を選んでいきたいです」

ビョーク、マッシヴ・アタック、ボーズ・オブ・カナダが特に好きなアーティスト、と話す國吉さん。今後も、彼女が選んだ曲が、「ウイニングイレブン」のサッカー体験を作り出す、大切な部分になることは言うまでもありません。

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