家にいながら、美術館や博物館へ出かけたかのような体験ができる「MAU M&L 博物図譜」。武蔵野美術大学が所蔵する貴重な資料をiPhoneやiPadで閲覧できます。 「MAU M&L 博物図譜」を開くと、画面にはタイトルや著者名、年代順に、様々な自然誌や探検記などが整理されています。 例えば、18世紀から20世紀までの資料を時系列に沿って見てみましょう。当時の人々が生き物や自然をどのように見ていたかに思いを巡らせてページを進める楽しさや、それぞれの時代の画材や技法などを考えながら、絵画のように鑑賞する面白さがあります。
「航海記を地図で見る」のメニューを開くと、「アストロラブ号世界周航記」と「太平洋航海記」を世界地図から閲覧できます。地図上の番号をタップすると航海記の中の該当ページが開くので、世界中のどの場所で、どのような記録が残されたのかをたどってみましょう。 また、メインの画面から右にスワイプをすると、武蔵野美術大学客員教授であり、博物学者である荒俣宏さんによる、「博物図譜の楽しみ方」の動画シリーズを視聴できます。東洋と西洋の博物図譜をそれぞれの歴史や文化的背景を交えながらひもとくという、新しい視点で資料の内容を楽しめる内容です。 「MAU M&L 博物図譜」で、博物画の美しさと、時代ごとの技術や科学知識の変化を味わってみませんか。