ハウツー

目を引く写真を
撮る方法

リーディングラインを活用して、
注目される傑作を生み出そう。

ソーシャルネットワークなどに投稿した自慢の写真をほめてもらえたら、うれしくなりませんか。ですが、様々な写真が共有されるようになった今、多くの写真の中から自分の写真に注目してもらうのは簡単ではありません。

目を引く写真を撮るには、「リーディングライン」を取り入れるという方法があります。塀や飛行機雲などの線をうまく活かして、見る人の視線を写真の主題へと誘導するテクニックです。ここでは、リーディングラインを活用しながら印象的な写真を仕上げる方法をご紹介しましょう。

風景の切り取り方にこだわる

「リーディングラインは直線である必要はありません」と説明するのは、リーディングラインを使った写真を得意とするプロの写真家、Neil Andrewsさんです。「S字のようにカーブを描いていても問題ありません。対角線も立派なリーディングラインです」

「両側に歩道のある通りや、二車線の車の流れ、左右の並木の列など、どれもがリーディングラインになります。道路の中央に引かれた白線も使えますね」

まずは、こういう線を見つけて写真を撮りましょう。そして、視線を導きつつバランスよく構図を取るには、さらに別のテクニックを用います。

「ここで役に立つのがグリッドラインです」と、Andrewsさんは言います。「画面にグリッドラインを表示して三分割法を利用すれば、バランスのいい構図に仕上げられます」

三分割法とは、画面を縦と横をそれぞれ3等分したときに描かれる、分割線の4つの交点いずれかに被写体を配置することで、構図のバランスがとりやすくなるというテクニックです。iPhoneやiPadのカメラで写真を撮る時、画面にグリッドラインを表示すれば、簡単に確認できます。「設定」を開き、「カメラ」を選んで「グリッド」をタップして、スイッチをオンにしてください。

水平と垂直をしっかり取る

効果的な構図のためには、リーディングラインとなる直線と、撮影する写真の遠近感(パースペクティブ)をそろえることが重要ですが、写真の中に被写体をどう配置するかを工夫するだけでは、必ずしもうまくいかないことがあります。

そんな時は「SKRWT」を使うことで、水平や垂直の線の角度を補正して、画像の傾きを調整し、パースペクティブを手動で調節できます。ただし、この方法で画像編集を行う場合、やりすぎに注意が必要です。Andrewsさんは次のように指摘します。

「画像を水平にするだけでなく、カーブの強調やミラー効果、4点を指定して大胆に画像を調整する機能も利用できます。ただし角度を補正する時には、画像が歪みすぎないように注意してください」

    SKRWT

    写真/ビデオ

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演出と仕上げのコツ

構図の取り方を工夫し、パースペクティブを微調整することで、重要な要素に視線を集めることができるようになるはずです。さらに表現したいことを伝えるには、このような方法もあります。

「例えば、2本の線が合流する点に人を立たせて、その点の部分は見えなくする。あるいは対角線の場合なら、線に沿って歩いてもらうのもいいですね。そうすると、写真のポイントとなる要素を強調できます」

「リーディングライン上を端に向かって歩く人物がいることで、空間の広がりや動きが感じられる写真になります。また人物が入ると、建物の高さや、距離感も演出できます」

また、撮影時だけでなく、撮影した写真を後から加工するという方法もあります。

「画像編集の仕上げには『VSCO』をよく使っています」と、Andrewsさんは言います。「フィルターを使うと、温かみのある写真にしたり、陰影の濃さを変えたりできます。実際の風景とほんの少し雰囲気を変える演出をすることも可能です」

「例えば『Instagram』で好まれる画像にはトレンドがあります。ライトブルー系のフィルターを使った写真はあまり見かけませんが、ターコイズ系のものはよく目にします。オレンジ系の写真も増えていますね。トレンドに敏感なタイプ、我が道を行くタイプ、どちらでも『VSCO』なら自分のスタイルを追求できるでしょう」

    VSCO: 写真加工・動画編集アプリ

    写真編集・画像加工・カメラ

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