2万人の観衆がひしめくアリーナ。巨大モニターに映し出される名勝負に、熱い声援を送るファンたち――プロスポーツではおなじみの光景ですが、これは、競技ゲームの頂点たるeスポーツのこと。ひと握りのトップゲーマーたちが己の腕を競い合うこうしたイベントは今、ライブでもオンライン配信でも絶大な集客力を誇る人気コンテンツとなっています。
プレイヤー、ゲーム、ファンの数を増やしながら成長を続けるeスポーツ。イベントによっては、オンライン視聴者数が4000万人にも達するそうです。
eスポーツの賞金額は?
一流プレイヤーしか参加できない最高峰の大会は、巨額の賞金をかけて争われます。例えば「Vainglory」のイベントなら賞金総額は12万5千ドル(約1,400万円)、超人気ゲーム「Dota 2」の世界大会、インターナショナル・チャンピオンシップではなんと2000万ドル(約22億円)にも上ります。
興味はあるけれど、何から始めれば?
eスポーツを始めるのに特別な資格は要りません。まずは一度観戦してみるのが近道ですが、その前に予習を兼ねて、いくつかのゲームをプレイしておきましょう。
「クラッシュ・ロワイヤル(Clash Royale)」はeスポーツ初心者に最適のカードゲーム。ルールが単純なので、2~3回プレイすればコツがつかめるでしょう。
このAppでは、対戦プレイをリアルタイムで観戦できます。メインスクリーンでテレビアイコンをタップしたら、バトルを選ぶだけで、アリーナで繰り広げられる熟練プレイヤー同士の白熱の戦いを楽しめます。プロがどれほど高度な戦略を用いるのか、見ているだけで勉強になるうえ、ランクアップするとアンロックされるカードも一足先に確認できます。
ほかに観戦できるゲームは?
観戦モード付きのゲームはいくつもありますが、ゲームがメインの動画配信App「Twitch」をダウンロードしておけば、ほとんどのeスポーツの試合はカバーできるはずです。大半のメジャー大会はライブ中継され、過去の名勝負も多数アップロードされています。ゲームのトレンドチェックに、新しいゲームの発掘に、これ以上のプラットフォームはありません。
ゲームのジャンルは?
多岐にわたるジャンルが自慢のeスポーツですが、最も人気があるのはマルチプレイヤー・オンライン・バトル・アリーナ(MOBA)。2チームに分かれて相手の陣地を奪い合うタイプのゲームで、チームワークや反射神経、臨機応変な判断力が勝敗のカギを握ります。タッチスクリーン向けに開発されたMOBAの「Vainglory」では、膨大な数のヒーローから選んで戦うことができます。
3対3のチーム対戦が楽しめる「Art of War: Red Tides」も、おすすめの一本です。このハイペースなリアルタイムストラテジーゲームでは、戦場に送り込むユニットを瞬時に判断するのが攻略のコツです。もし一瞬でも遅れたら――敵の反撃は免れません。
カードゲームもまた、直感的なタッチスクリーン操作と短期決着型のバトルのおかげで、iPhoneやiPadで絶大な人気を誇るeスポーツの一つ。どれほど短時間のマッチでも、激しい攻め合いが見られます。
例えば「Hearthstone」は、ルール的にはいたってシンプル。でも、一流プレイヤーが戦略を駆使して激しい攻防を繰り広げる様は、テニスの壮絶なラリーのようで一瞬たりとも目が離せません。
