基本を知る

自分で作るステッカー

みなさんはコミュニケーションにどんなAppを使っていますか。「iMessage」も、今や単純な文字だけのコミュニケーションにとどまらず、吹き出しにエフェクトをつけたり、手書きのメッセージを送ったり、GIFアニメーションを送ったりできます。iPhone Xでは、顔の動きをトレースする絵文字「アニ文字」も使えるようになりました。また、ステッカーと呼ばれるシールのようなグラフィックをメッセージに貼り付けることも可能です。コミュニケーションを豊かにする、さまざまな要素が用意されているのです。

ステッカーは、App Storeからダウンロードできるもののほかに、実は自分で作ることもできます。今回は、自分でステッカーを作れるAppをご紹介します。

言葉から生まれるキャラクター

ダウンロードしたステッカーの中には、自分が使いたい言葉が含まれていないことがあります。「この面白いせりふをステッカーで送りたい!」と思ったら、「Boopees」の出番です。

「Boopees」は、ブーピーというキャラクターに、しゃべらせたい言葉(吹き出しに入れたい言葉)を入力すると、今日の日付との組み合わせをもとにキャラクターが生成される、iMessage用のAppです。今の気分にしっくりくるスタンプがないときなどに活用できます。

「Boopees」は、吹き出しに入れたい文字を入力すると、日付の情報と合わせてキャラクターが生成され、スタンプになります。

ブーピーの目と口、手による身振りがその都度変わるので、あらかじめ作っておくよりは、返信するその時々で生み出すと、より楽しめます。また、相手が送ってきたブーピーと自分が作ったブーピーを戦わせるゲーム要素も用意されています。

自分自身をステッカーに

世界に1つしかない、自分だけのステッカーを作る方法もあります。自分自身を使えばいいのです。「Sticky AI」や「JibJab Camera」は、自分で撮影したセルフィーやカメラロールの写真をもとに、動きのあるスタンプを合成したり、季節感のあるスタンプに加工したり、顔の表情と文字を組み合わせたスタンプを作ったりできます。

「JibJab Camera」を使えば、自分自身や友達の顔を使ってユニークなステッカーを作ることができます。

「Sticky AI」は、自動的に背景を切り抜いてくれる機能が便利です。撮影したセルフィーの背景を消して、吹き出しを加えればステッカーがすぐできます。「JibJab Camera」は、顔を切り出して合成できる素材がたくさん用意されているので、面白い動きをするスタンプなどが手軽に作れます。友達の顔などを使って遊んでも楽しめますが、怒られない程度にしておきましょう。

手書き文字で作るステッカー

写真を加工して使うのはちょっとハードルが高い、という方には、「Zen Brush 2」のステッカー作成機能がおすすめです。筆で書いたような文字や絵が簡単に描けるApp「Zen Brush 2」では、書いた文字や絵をそのままステッカーとして「iMessage」で送れます。

手書きの筆文字は、手軽ながらインパクトのあるステッカーになります。

事前に用意しておかなくても、メッセージを送るタイミングで「Zen Brush 2」を呼び出し、印象的な筆文字を書いて相手に送れます。手書きの筆文字はインパクトも大きいので、見た人の印象に残ること間違いなしです。