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素晴らしいPodcastを作ろう

原稿作成から番組公開までの5ステップ。

Podcastの番組を作るのに、仰々しい機材は必要ありません。ホストであるあなたと、見識を持ったゲスト陣、それにマイクがあれば十分です。

さらに少しの投資で、番組の制作をサポートしてくれる便利なAppたちも手に入ります。

準備する

リスナーを笑わせたい、啓発したいなど、目的は何であれ、番組の構成と言葉の選択はとても重要です。大切なのはセクションごとに原稿を分けて書いていくこと。そうすれば、テーマとスケジュールに沿った番組の進行の助けになります。

「Scrivener」はライターや教育に携わる人の間で人気のツールですが、様々な執筆に対応した、便利で柔軟なテンプレートが評価され、Podcastクリエイターの間でも愛用されています。

次のゲストへの質問を練り上げたい。今話題のトピックを確実に押さえたい。そんな時は「Scrivener」のアウトラインビューで、エピソードごとにインタビューのメモを整理したり、資料や情報をそろえたりしましょう。新しい視点をブレインストーミングする場合には、マインドマップも使えます。

記録する

話したいことがまとまったら、実際にトークを録音します。「QuickTime」ならAppを開いて「ファイル」から「新規オーディオ収録」を選択するだけで録音を開始できます。もう少し手の込んだ録音をしたいなら、「GarageBand」がおすすめです。レコーディングや編集ツールが一式そろっているうえ、さまざまなオーディオ機器と連動させることも可能です。

編集する

リスナーがセグメントをスキップできるようにするには、Podcastにチャプターを追加する必要があります。「Podcast Chapters」はまさにそのためのツールです。番組の視聴体験を、リスナーがより柔軟にコントロールできるようになります。

公開する

これで最初のエピソードが完成しました。収録した番組を公開しましょう。

公開にあたってはまず、番組用のRSSフィードを作成しなければなりません。「SoundCloud」に直接書き出せる「GarageBand」なら、簡単に設定できます。アカウントを登録してエピソードをアップロードしたら、表示される手順に従って、RSSフィードを生成しましょう。

次にウェブベースのポータルであるiTunes Connectをウェブブラウザで開き、Podcasts Connectのセクションへ進みます。ここでは、iTunesやAppleの「Podcast」Appで聴けるように番組を配信したり、公開済みのエピソードを管理したりすることができます。

Podcast番組の立ち上げは大仕事です。だからこそ、Appを活用して効率的に作業し、番組の内容やテーマソングなど、コンテンツを面白くすることに集中しましょう。