「大逆転裁判2 - 成歩堂龍ノ介の覺悟 -」は、弁護士になって被告人を弁護し、真実を巡る闘いに挑む法廷バトルアドベンチャーゲームです。本作は、人気シリーズ「逆転裁判」からのスピンオフの2作目となり、19世紀の日本を舞台に始まります。
本作の弁護士は、「御琴羽寿沙都（みことばすさと）」という女性です。もともと「御琴羽」は前作の主人公で、弁護士の「成歩堂龍之介（なるほどうりゅうのすけ）」の法務助手をしていました。
ゲームの舞台は、まだ女性が法廷に立つことが許されていなかった時代。しかし、頼みの「成歩堂」が英国にいること、そして被告人が彼女自身の親友であり、事件の複雑な事情から誰も弁護人のなり手がいないことから、彼女は男装し、成歩堂の従兄弟だと素性を隠して裁判に挑みます。
弁護士の使命は、被告人の無実・無罪を証明することです。プレイヤーは「御琴羽」になって、法廷で証人を尋問したり、証拠品を調べたりして、事件の矛盾点を見つけていきます。例えば、証人は「○○は赤色だった」と証言しているが、証拠品のリストと付き合わせてみると、青色であることを発見する、そんなことがあるかもしれません。
矛盾に気づいた時は「異議あり！」と唱えるのがこのシリーズの通例です。証人の発言と証拠品の間にある矛盾を突くことで、新たな証言が出てくるなど、真実が浮かび上がってくるのです。
緊迫した法廷に登場するのは、頭にカメを乗せた刑事や文豪の夏目漱石などユーモラスなキャラクターばかり。彼らとのコミカルな会話もゲームの欠かせない魅力です。
やがて警察や検察側、さらには弁護側さえも知らなかった、事件の本当の姿が見えてきます。
被告人の有罪がほぼ確定していると誰もが信じるような絶体絶命の状況を、あなたの冷静沈着な観察力と推理力で真実を明かし、華麗に大逆転勝訴を決めましょう。