「Pokémon GO」の醍醐味は、歩き回ってポケモンを探したり、プレイヤー同士で交流したりすることにありました。あなたもポケモントレーナーとして、街でスマートフォンの画面をフリックしている他のプレイヤーに心得顔でうなずき、グループに加わって、ジムを奪うため、あるいは伝説のポケモンたちとのレイドバトルに勝つため、ともに戦ったことがあるのではないでしょうか。
こうしてコミュニティの絆が強まっていく中、プレイヤー同士で行えないことが一つありました。それはポケモンの交換です。
6月下旬のアップデートによって、この待望の機能がついに解禁されました。今後はトレーナー同士でポケモンを交換できます。ただし、誰とでも自由に交換できるわけではなく、いくつかの条件が設けられています。
交換は近くの人同士で
ポケモンは近くにいるプレイヤーとしか交換できません。例えばロサンゼルスのプレイヤーが、東京のプレイヤーとポケモンを交換することはできないのです。そのため、近所で「Pokémon GO」をプレイしているポケモントレーナーの友達を見つけることが大切です。
まずはフレンド登録から
いくら伝説のポケモンを交換したくても、トレーナー同士がお互いのフレンドリストに登録されていないと交換は行えません。また、「仲良し度」が「友達」以上であることも必要です。これらの条件を満たしていれば、伝説のポケモン「ファイヤー」でも交換ができます。
遠くで捕まえたポケモンにはボーナスが
ポケモン交換の最大のメリットは、欲しいポケモンを手に入れられることですが、ポケモンの進化や強化に欠かせない「アメ」も手に入ります。
この「アメ」は、例えば「ミュンヘンで捕まえたゼニガメをメキシコシティで交換する」など、交換するポケモンたちの捕獲場所が遠く離れているほど多くもらえます。次の休暇には、遠くへ旅行してポケモンを捕獲しておくといいかもしれません。
1日1回しか交換できないポケモンも
ポケモンの交換は無制限には行えません。交換には「ほしのすな」が必要です。特別なポケモンかどうかと、相手との「仲良し度」によって、必要な「ほしのすな」の量が変わります。また、伝説のポケモンや色違いのポケモン、図鑑に登録されていないポケモンは、1日に1回しか交換できません。そのため、いきなり外へ出ていって、出会ったことがないポケモンを交換で手に入れ、すべてのポケモンを交換で手に入れて図鑑を完成させることはできません。
交換は取り消せない
もう一つ重要なのが、ポケモンの交換は取り消せないことです。手放してしまったポケモンは二度と取り戻せないので、交換に出す際はよく考えてからにしましょう。例えばパーティーの帽子をかぶった特別なピカチュウを誰かと交換したら、そのピカチュウとは永遠にお別れすることになってしまいます。