「Agenda」は、日付とタスクを連携させる機能を備えたメモ作成Appです。Appの持つ特徴的な機能を駆使すれば、作業効率の向上に役立ちます。ここで紹介する様々な機能を活用して、「Agenda」を使いこなしましょう。
Markdownを活用する
「Agenda」は、一般的なMarkdownエディタではありませんが、クリックを必要としない便利なコマンドを豊富にサポートしています。例えば、文や単語の前後にアスタリスク（*）を追加すれば、*Italic*（斜体）で表示できます。アスタリスクを2個を使えば、**Bold**（太字）で、3個なら、***Italic + Bold***（太字の斜体）で表示されます。
チェックボックスを作成できるブラケット（[]）も便利です。完了済みのチェックを入れたいなら、ブラケットの間に「x」を入れましょう。テキストに打ち消し線を入れたい時は、2つのチルダ（~~）を消したい言葉や文章の前後に入れます。
テンプレートを作成する
「Agenda」は日付が基本になっているので、会議やプレゼンテーションなど、何度も繰り返されるようなタイプのメモとの相性が抜群です。毎回同じようなメモを作成する手間を省くために、何度も利用できるテンプレートを作っておきましょう。
左下の「+」ボタンをクリックし、「New Category」を選択して新しいカテゴリーを作成します。「テンプレート」と名前を付けるのが無難ですが、好きな名前を付けても構いません。次に、同じ「+」ボタンをクリックし、「New Project」を選択して、新しいプロジェクトを作成します。
試しに、テンプレートを作成してみましょう。プロジェクトを開いて、新しいメモを作成します。ミーティングなら、日付、出欠、議題、メモといった項目を作っておくと便利でしょう。
次回、このテンプレートを使ってメモを作成する時は、プロジェクトを開いて、controlキーを押しながらメモをクリックし、「Copy」を選択、または「command + C」を押して、テンプレートをコピーします。次にコピー先のプロジェクトを選択し、メニューバーの「Edit」から「Paste」を選ぶか、「command + V」を押して、テンプレートを貼り付けてください。
ユーザー同士で繋がろう
「Agenda」を立ち上げ、画面の右上にある小さな山のアイコンをクリックしてみましょう。
この小さなアイコンの向こうでは、「Agenda」のユーザーによるコミュニティがあなたを待っています。ほかの人たちの「Agenda」の利用の仕方や、最大限に活用するための新しい方法など、様々な参考例を見つけられます。「Agenda」はとても柔軟なツールなので、思いがけない使い方をしているユーザーにも出会えるかもしれません。
「Agenda」のユーザーコミュニティーはデベロッパに連絡したり、新機能について提案したりするのに理想的な場でもあります。「Agenda」がより一層使いやすくなるように、フィードバックフォーラムにコメントを投稿してみましょう。