「Bear」は単なるテキストエディタではありません。高度な検索エンジンと洗練されたタグ機能を備えたタスク管理ツールでもあり、Pro版のサブスクリプションを購入すれば、さらに用途が広がります。ここではそんな「Bear」をさらに便利に使いこなす方法を紹介しましょう。
タスクはお任せ
タスクの管理は「Bear」に任せましょう。メモにタスクを追加するには、エディタ右下にあるペンのアイコンをクリックして「ToDo」を選び、チェックボックスを作成します。「command + T」を押すか、「-」とタイプしても大丈夫です。チェックの入ったボックスを作るには「+」とタイプします。また、メモでタスクを作成すると、メモリストのメモの下に進捗を示すプログレスバーが出現します。
検索機能をマスター
「Bear」では検索演算子を使った高度な検索ができます。例えば二重引用符("")で検索語を囲み、"Johnny Appleseed"で検索すれば、その2つの単語を含む検索結果だけが表示される、完全一致検索を利用できます。
もっと特殊な検索もできます。例えば、昨日書いたメモを探すなら、検索フィールドに「@yesterday」と入力します。未完了のタスクを表示するなら「@todo」が便利です。また「@images」で検索すれば、画像付きのメモを探せます。「@yesterday @todo "Johnny Appleseed"」のように組み合わせて使うことも可能です。
#タグ付けにひと工夫
メモの整理するのにすでにタグを使っている方は、さらにマルチワードのタグや、タグの階層化を試しましょう。ハッシュタグ(#)の後ろに続けて単語を入力するとシングルワードのタグが作成されますが、#World Domination#のようにハッシュタグで複数の単語を囲むとマルチワードのタグになります。
次はタグの後ろにスラッシュ(/)を挿入し、別のタグを追加して、タグを階層化してみましょう。例えば#World Domination/Step One#と入力すれば、#World Dominationというタグの下に#Step Oneというタグが保存されます。
Pro版でもっと「Bear」を活用
「Bear」が気に入ったら、「Bear Pro」のサブスクリプションに登録して、さらに充実した機能を利用しましょう。Pro版では、メモはiCloudを介してmacOS版とiOS版でシームレスに同期され、アプリケーションのテーマを厳選された12種類のデザインから選べるほか、PDF、Word、JPEGなどのフォーマットにメモを書き出すこともできます。