仕事や遊びに夢中になって、気がつくと何時間もMacの前に座りっぱなし、ということがありませんか? 定期的な休憩を促してくれる「Time Out」を使えば、そのたびに立ち上がって身体を動かしたり、頭をすっきりさせたりしてこれを予防できます。
バックグラウンドで目立たず動く「Time Out」は、あなたが何時間働き続けているかに目を光らせ、定期的に息抜きをするように知らせてくれます。デフォルトでは15分ごとに15秒間の小さな休憩を取るよう設定されています。15秒あれば、立ち上がって画面から目を離し、周囲を見回すのに十分でしょう。
さらに、1時間に一度、もう少し長い10分間の休憩をとるように促されるので、近くを歩き回ったり、飲み物を取りに行ったり、ストレッチしたりしましょう。休憩の頻度と長さは、例えば1時間ごとの休憩を5分にするなどカスタマイズできます。デスクを離れると「Time Out」は賢くそれを察知して、タイマーを設定し直してくれます。
休憩を促す通知は無視されやすいので、「Time Out」は一時的に、あなたの選んだテーマを表示してMacの画面を占領します。ひらめいたアイデアを夢中で書き留めている最中なら、休憩を延期したりスキップしたりできるボタンもありますが、一方で休憩が終わるまでMacが使えなくなるオプションもあります。
「毎日午後2時前に昼食をとる」など、その他のリマインダーを追加するには、メニューバーから「Time Out」のウインドウ左側にある「+」ボタンをクリックします。アクティビティトラッカーもあり、アプリケーションの使用状況と、あなたが取った休憩がグラフィックで表示されます。また「Time Out」はAppleScriptで作った「Automator」のワークフローにも対応しているので、休憩の前後に合わせて使うのもよいでしょう。例えば、休憩中は安らぎの音楽が流れ、あなたが仕事を始めるとやる気の出そうな曲がかかる、といった具合に設定できます。
「Time Out」を使い始めた当初はうるさく感じるかもしれませんが、ほどなくタイムアウト、つまり休憩がもたらす利点に気がつくはずです。