写真撮影の初歩

スローモーションビデオ
に挑戦

映画のようなワンシーンを
手軽に撮影しよう。

VSCO: 写真加工・動画編集アプリ

写真編集・画像加工・カメラ

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目まぐるしく動く世界でも、スローモーションビデオなら、スケートボードのトリックや華麗なジャンプシュート、シャボン玉がはじける瞬間ですら捉えられます。

ここでは、標準の「カメラ」Appで撮影したスローモーションビデオを、映画のワンシーンのように演出するためのヒントを紹介しましょう。

構図を工夫する

動いている被写体を撮影する時は、向こうから近づいて来るのを待ち構えましょう。例えば上のビデオは、被写体がフレームインしてから出ていくまで、ずっと動かずに撮影しています。こうすることでクリップの始まりと終わりが明確になり、映像のブレも抑えられます。

アングルも変えて色々と試してみましょう。ここでは極端なローアングルが素晴らしい効果を生み出しています。

被写体を追う

スローモーションビデオでは、手持ち撮影によるブレや揺れが目立ちにくいという利点があります。上のビデオはスケートボードでゆっくりと進みつつ、カメラを水平に移動できる台車「ドリー」を使って被写体を追いながら撮る、「ドリーショット」のように撮影しました。撮影時のブレを防ぐには、両手でiPhoneやiPadをしっかりと持ち、脇を締めるようにして構えます。

上級者向けのヒント: カメラをパンする時は、腰をひねるようにして動かすとブレにくくなります。

決定的瞬間を狙う

iPhoneやiPadの「カメラ」Appでスローモーションビデオを撮影すると、通常速度で再生が始まったあとスローになり、最後にまた通常速度へ戻ります。しかし、劇的な効果を生むには、再生速度が切り替わるポイントを自分で決める必要があります。

まず、「写真」Appで撮影したスローモーションビデオを選び、編集モードを開きます。ビデオの下には白い縦線の並んだ目盛と、それよりもさらに長い、白いスライダーが見えます。スライダーを左右にドラッグすると、再生速度の切り替えポイントを調整できます。

色味を付け加える

画像編集Appの「VSCO」には、多彩な色合いのフィルタが「プリセット」としてたくさん用意されています。「VSCO」のフィルタは写真だけでなく、スローモーションビデオにも適用できます。ここでは「Agfa Ultra 100」フィルムの質感を再現した「AU1」のフィルタを使っています。

「強度」「特性」「色温度」スライダーを動かして実験しましょう。ただし、主役はあくまでも目の前のアクションなので、エフェクトは軽めに抑えておきます。色合いの調整が済んだら、あとは大画面でスローモーションビデオを楽しみましょう。