作業中にMacの画面がウインドウだらけになって困ってしまった。そんな時には「Moom」を使って画面をすばやく整理しましょう。
「Moom」ならウインドウの整理は簡単です。インストールすると、ウインドウ左上にある緑色のボタンにカーソルを合わせるだけで、「Moom」のパレットがポップアップして表示されるようになります。
用意されたプリセットでウインドウを整理しましょう。例えば「Left Half」を選ぶと、ウインドウは画面半分の大きさにリサイズされて画面左側に配置されます。プリセットを組み合わせれば、ウインドウを左右、上下に隙間なく並べられます。
整理の仕方はほかにもたくさんあります。パレットを表示してoptionキーを押すと、パレットの表示が拡張セットに切り替わります。これを使うとウインドウのサイズを変えずに位置をデスクトップ中央に合わせたり、デスクトップの四隅に画面の4分の1サイズで配置したりできます。
ウインドウを画面の端やコーナーにドラッグするだけでリサイズすることもできます。「Moom」のメニューバーから「Moom」>「Preferences」を選択して「Mouse」をクリックし、「Snap to Edges and Corners」で機能を有効にしましょう。こうしておくと、例えばウインドウをデスクトップの右端にドラッグすると、ウインドウが即座に画面右側に、画面半分の大きさにリサイズされて表示されます。
リサイズされるウインドウの大きさをカスタマイズするには、「Preferences」>「Mouse」から「Zoom Button Controls」を選び、「Enable full screen grid…」にチェックを入れます。緑色のボタンにカーソルを合わせると、パレットには点線のボックスが表示されるようになります。
パレットの点線のボックスをクリックすると囲みが表示されるので、動かしてからドラッグして位置とサイズを設定します。この機能は複数のウインドウを正確に配置するのに便利です。例えば、1つのウインドウを画面の3分の2に、ほかの2つは残り3分の1の上下に分割表示するといったことができます。