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同じ屋根の下快適な暮らしを

家族、恋人、友人と同居生活を支える4つのApp。

朝、キッチンから聞こえて来るコーヒーを淹れる音。休日に子どもと作る料理。リビングで語り明かす夜。

一つ屋根の下で暮らす、家族や恋人、友人。誰かと共に暮らす生活には、一人暮らしとは異なる楽しさがあふれています。そんな同居生活をより快適なものにする、状況に合わせたAppの活用例をご紹介します。

次の掃除当番は? - 同居人と掃除を分担

姉妹で暮らし始めた2人は、部屋をきれいに保つため、掃除を分担し定期的に行うことに決めました。掃除する箇所が複数あっても、わかりやすく分担管理できる「Tody」を使います。

2人はまず「Tody」に、掃除のタスクとその頻度を書き出しました。「Tody」では、リビングやキッチン、バスルームなど、部屋ごとに掃除のタスクを設定できます。そして、「リビングの掃除機がけ」「バスルームの浴槽掃除」などそれぞれのタスクに、掃除の頻度を入力します。

例えば、リビングの掃除機がけの周期を「7日」と設定しておくと、1日ごとに棒グラフが伸び、色が緑からオレンジへと変化します。7日を超過してしまうと、グラフは赤くなり、グラフの色で今の掃除状況が一目でわかるようになっています。掃除が終わったら、「掃除完了!」のボタンを押してリセットします。タスクごとに周期の異なる掃除のタスクも、「Tody」を使えばまとめて管理できるのです。

タスクごとに、掃除の状況がグラフで表示されます。担当者はタスクの下に動物のアイコンで示されます。

タスクには、個別に担当者が割り当てられます。姉はリビングの掃除、妹はキッチンの掃除を行います。タスクごとに担当者が表示されるので、自分が何の掃除をするのかわかります。また、バスルームは交代で掃除することにしました。片方が清掃を完了すると、自動で次の担当者に担当が切り替わるように設定できます。

怠けがちな2人は、ポイント制を導入しました。タスクごとに難易度を3段階で設定し、掃除を完了するとポイントが加算されます。掃除をするモチベーションが高まり、掃除を行う周期を作ることができました。「Tody」は2人以上でも使えます。

お使いを依頼 - 同居人と買い物リストを共有

同棲をしているパートナーの2人は、家で毎日食事をします。「買い物リスト」を使い、必要な食材をまとめたリストを2人で共有しています。

今日はカレーを作ろう、と思い立った彼。ただ家には、ジャガイモとニンジンが足りません。ちょうど、パートナーがもうすぐ帰ってくる頃なので、帰り道に買ってきてもらうことにしました。早速、「買い物リスト」の中の「買うものかご」に、ジャガイモとニンジンを追加します。かごを共有することで、どちらかが必要な食材を追加すると、相手にもそれが表示されます。そして、買ってきてもらうことをApp上のチャットを通してお願いします。ポテトサラダも合わせて作りたかったので、ジャガイモは5つ以上欲しいと、詳細欄に記入しておきました。

「買い物リスト」には、野菜や肉類など、様々な食材が写真付きで用意されています。用意されていないものは、写真を自分で用意して登録できます。彼には、大好きなスイーツがあります。「買い物リスト」にその商品は登録されていないので、写真と一緒に登録し、パートナーにこれもお願いすることにしました。

必要な食材を「買い物リスト」に追加して、共有できます。

スーパーに立ち寄ったパートナーは、必要な食材を購入し、リストから削除します。もうすぐ調味料がなくなりそうな時など、必要なものは随時お互いにかごに追加し、どちらかがスーパーに寄った際に購入してくる、という使い方ができます。「買い物リスト」は、2人以上でも使えます。

立て替え分を記録 - 同居人と支払い管理

友達同士、シェアハウスに住んでいる仲良し3人組は、共同で使う消耗品の会計を、「Spend Together」を使って平等に割っています。

3人が参加するグループを作り、買ったものを購入の都度それぞれが記録します。商品の額を入力し、誰が買ったのか、それは誰が使うものなのか記録します。

誰がいつ何を負担したか記録できます。

1人が、600円の食器用洗剤を買ってきました。これは、3人で共同で使う消耗品なので、「Spend Together」に記録する際に3人を指定します。すると、3人で割った金額、200円が3人に割り振られ、他の2人は、200円を購入者に支払わなければならないことが表示されます。

清算が完了するまで、誰かが購入の金額を記録するたびにそれぞれが支払う金額は上書きされていくので、自分が誰にいくら返済しなければいけないのか最新の状況を把握できます。レシートとにらめっこしながら計算をしなくても、金額を入力し、負担者を指定するだけで計算してくれるので便利です。 3人は、月末を清算日にして、毎月の支払いの管理を透明化しています。

家族のカレンダー - 同居人と予定を共有

両親と社会人の姉、高校生の弟の4人家族は、「TimeTree」を使って予定を共有しています。家族で共有のカレンダーを作り、それぞれが予定を書き込めば、他の参加者にも見えるようになります。

仕事や学校で帰りが遅い子どもたちは、夕食がいらない日をカレンダー上で共有することで、両親は料理を何人分作っておけばいいかの目安としています。週末に、家族全員で大掃除をしたい時には、全員の予定が空いている日に「大掃除」と入れて、全員を加えます。飼っている犬の散歩を誰がするのかも、カレンダーで割り振っています。1か月の予定が見えるので、忙しい人には散歩をさせすぎない、また、誰かに偏りすぎないように調整しています。「試験期間」「料理教室 体験授業」などそれぞれの予定が見えることで、家族の会話も増えました。

人やイベントごとに色分けをして、わかりやすくカレンダーを作ります。

忙しい毎日でも、これらのAppを活用すれば、余分なタスクを発生させず手間を減らし、効率よく情報を共有できます。Appで、誰かとの暮らしをより快適に、楽しいものにしてください。