コンソールとPC向けのゲームとして登場し、世界中のプレイヤーを魅了してきた、コール オブ デューティ シリーズ。初登場から16年の歳月を経て、そのモバイル版となる「Call of Duty: Mobile」がリリースされました。 「コンソール版の作品とまったく変わらない体験をモバイル版でも提供することがこのゲームの目的でした」と、コール オブ デューティ シリーズのデベロッパである、Activisionのゼネラルマネージャー、Matt Lewisさんは語ります。「『モダン・ウォーフェア』や『ブラックオプス』のマップやモードなど、シリーズの過去のタイトルから様々な要素を取り入れています。まさに『コール オブ デューティ』のベスト版と言ってもいいでしょう」 「Call of Duty: Mobile」は、カスタマイズ可能な武器や5対5のマルチプレイヤー戦、戦闘をサポートする「スコアストリーク」の兵器やアイテム、最後まで生き残ったプレイヤーが勝者となるバトルロイヤルなど、過去作の要素を取り入れつつ進化を遂げています。
モバイルのための開発
開発に2年以上を費やしたという「Call of Duty: Mobile」は、鮮明で緻密に描かれたステージやマップ、圧倒的なスピード感のアクションによって、モバイルゲームの限界を押し広げるような完成度を誇ります。「Appleの先進的なAPI、Metalを採用することで、コンソールゲームに匹敵する美しさのグラフィックと、滑らかなフレームレートを実現しました」と、制作部門のシニアディレクター、Jeremiah Mazaさんは語ります。 「コール オブ デューティのマッチは、目まぐるしく展開します。こうした特性をモバイル版でも実現するために、運動速度や回転速度、平坦でない地形をプレイヤーがどう移動するかなど、何百もの不確定要素について試行錯誤を繰り返す必要がありました」と、Lewisさんは明かします。 「Call of Duty: Mobile」には、柔軟にカスタマイズできる操作モードが用意されているので、一人称視点のゲームを初めてプレイする人でも心配はいりません。タッチの感度やボタンのレイアウトなどを調整して、操作しやすいように設定しましょう。
美しいグラフィックや動作を実現
iPhone 11でプレイすれば、A13 Bionicチップの性能を最大限に活用した、色調調整の独自アルゴリズムによって、より豊かな色彩と深みのあるコントラストが再現されます。また、以前のモデルのiPhoneやiPadでプレイしてもほとんど遜色のない質感でプレイできます。 「iPhoneやiPadが新しいモデルで、通信環境が整っている場合は、高画質でレンダリングできる一方で、旧型のデバイスでも十分なフレームレートが確保されるよう、見えないところで多くのテクノロジーが活躍しています」と、Lewisさんは説明します。
激しさを増す戦い
「Call of Duty: Mobile」の5対5のマルチプレイヤー戦では、迫力のグラフィックを堪能できます。シリーズを代表するマップを舞台に、チームのレベルに合わせた対戦が展開されます。初心者でも気軽に遊べる設定ですが、経験豊かなプレイヤーには「ランクマッチ」がおすすめです。8週間にわたるシーズンに参戦して報酬を獲得し、トーナメント戦や公式eスポーツ大会でライバルと力を競い合いましょう。 「Call of Duty: Mobile」の世界はさらに広がります。どんな実力のプレイヤーでも参加できるバトルロイヤルでは、100人の兵士が最後の1人になるまで戦います。自らの足で、あるいはバギーやヘリコプター、SUV、ボートを操縦して、広大なマップを駆け抜けましょう。
今後の展開
「Call of Duty: Mobile」は、まだローンチしたばかりです。今後も、コール オブ デューティ シリーズの作品から、新たにモードやマップが追加されていきます。例えば、ゾンビの群れと対峙する、シリーズを代表する協力モードも登場予定です。 「題材が尽きることはありません」と、Lewisさんは言います。「何しろ、20年近くも続いているゲームですから。そこが本作のとても大きな強みなのです」 本作には暴力的な描写が含まれています。17歳以下の未成年によるプレイは推奨されない作品なので、ご注意ください。