普段通りのことをして、命を守る。これは、2006年の設立当初からの、(RED)の基本原則です。(RED)とAppleのパートナーシップをサポートしてくださったみなさんのおかげで、これまでの13年間にAppleは、基金に2億2,000万ドル以上の資金を拠出できました。 この基金は、母親から胎児へのHIV感染を防ぐための検査やカウンセリング、そして医薬品の提供に使われています。2019年にAppleは、iPhoneやBeatsのヘッドフォン、ケース、Apple Watchのバンドまで、20以上の(RED)製品を発売しています。(RED)製品の購入金額の一部が、HIV/AIDS治療プログラムに寄付されます。
ほんのわずかな寄付でも、有意義な影響を与えられます。 (RED)が初期に行ったキャンペーンの一つに、死の4日後にイエス・キリストの祈りによって蘇った聖ラザロの名にちなんだ、「Lazarus effect」にスポットを当てたものがありました。これは、毎日2錠の薬を2か月間服用するだけで、AIDS患者を死の淵から生還させることができるということ、そして、サハラ砂漠より南のアフリカ諸国では、命を救うこの薬にかかる費用は、1日わずか20セント(約22円)であるということを訴えるキャンペーンでした。 「世界の保健衛生コミュニティの多大なる努力と、(RED)製品を選んでくださったAppleのカスタマーのみなさんのおかげで、この病気との闘いを大きく前進させることができました」と、(RED)の最高執行責任者、Jennifer Lotitoさんは言います。 実際、AIDS関連の死亡者数は、ピークを迎えた2004年の2分の1以下に減少しており、現在では2,300万を超える人々が治療を受けられるようになっています。「とはいえ、まだまだ道半ばです」と言うLotitoさんは、こう続けます。 「AIDSをこの世界から撲滅するために、私たちは命がけで闘っているのです」。
2019年の(PRODUCT)RED製品のラインナップは、「Apple Store」Appをダウンロードするか、Apple.comにアクセスするとチェックできます。