毎日がアースデイ

地球にやさしい おいしい食事

新しい食事の作り方と楽しみ方。

私たちの食べる食べ物は、すべて地球上にあるものでできています。食べ物は、地球からの贈り物ともいえるかもしれません。

毎日の暮らしで、地球にやさしくて、おいしい食事を楽しむ際にも、Appは助けになってくれます。ここでは、地球にやさしくて、かつおいしい食材を見つけ、楽しむためのAppを紹介します。

地球にやさしい食材を探す

まずは食材探しから始めましょう。国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)によって設立された気候変動を評価する主要な機関である気候変動政府間パネル(IPCC)が発表した報告書には、土壌への負担が少ない農法で作られた農作物を選ぶことや、産地から消費までの距離や仲介を減らすことが、気候変動の問題への対応につながることが指摘されています。

農家や漁師の方たちと消費者をつなぐ「食べチョク」を使うと、生産者から直接食材を購入できます。また「食べチョク」では、食材を探す際に、検索項目で「栽培方法」を選べます。例えば「自然栽培」で作られたものや「農薬化学肥料不使用」の食材だけを選んで探すことができるのです。

生産者を紹介するページもあるので、なぜその栽培方法を選んでいるのか、また土壌への負担を減らすためにどのような工夫をしているのか、など生産者の思いを知ることもできます。

野菜中心のレシピを探す

気候変動政府間パネル(IPCC)が発表した報告書では、食べるものや食べ方を変えることが気候変動を緩和させる可能性があることを指摘しています。例えば、牛肉はその生産過程で温室効果ガスを多く発生させます。そうした排出量の多い食品を使った食事を減らすことは、身近にできる取り組みの一つです。

また、余ってしまい、廃棄物となってしまう食品はその食べ物自体だけでなく、その生産や物流においても無駄を生んでしまいます。食材を余すことなくおいしい料理に変えていくことで、地球にもやさしい食事につながります。

ユーザーから投稿された様々なレシピが掲載されている「クックパッド」では、牛肉などを使わない野菜だけの料理を探したり、または食材からレシピを検索したりもできます。同じ食材を使ったバリエーション豊かなレシピが検索できるので、購入した食材をおいしく使い切るヒントになるでしょう。

「クックパッド」の検索画面でベジタリアンと入力すると、ベジタリアン向けのレシピを探せます。ベジタリアン向けのハンバーグやカレー、ケーキなど、バリエーション豊かなレシピが並びます。「ヘルシー!ベジタリアン餃子」などもあり、ベジタリアンの人はもちろん、食卓に並ぶメニューの中に野菜を中心にした料理も混ぜたい、という人にも便利です。

おでんもサンドイッチも

「簡単! 照り焼きベジサンドウィッチ」のような、おしゃれでおいしいレシピもあれば、「ベジタリアンおでん」のような和食の定番料理のレシピもあります。野菜中心だからこそ、食べ応えのある味付けや、食感を考えた食材選びが工夫されているものも多く、今まで気づかなかった食材の魅力を発見するかもしれません。

気になる料理を見つけたら、タップしてレシピを見てみましょう。人数ごとの材料の目安、作り方の手順がわかりやすく紹介されています。「つくれぽ」という、実際に作った人のコメントを読むことで、作る際のポイントやコツを知ることもできます。

低脂肪高タンパク質な
ひよこ豆のメニュー

豆類の多くは、植物性のタンパク質やビタミンを含んでいますが、中でもひよこ豆は低脂肪高タンパク質といわれています。肉を使わないベジタリアン向けの料理で、よく使われる人気の食材です。大豆よりも脂質が低く、多くのタンパク質を含んでいます。またタンパク質の代謝に関わるビタミンB6や、女性の健康や美容にも大事な栄養素のビタミンEや葉酸なども入っています。

ほくほくした食感がおいしいひよこ豆をペースト状にしたフムスは、トルコやギリシアなど中東地域の料理です。練りゴマやニンニク、レモン汁やオリーブ油などを入れて作るので、しっかりした味で、食べ応えのある一品です。「クックパッド」に掲載された「ひよこ豆のフムス アボカド入り」ではさらにアボカドを入れて、よりクリーミーで濃厚な味わいに仕上げています。

ひよこ豆とアボカドでもう一品作りたい時、検索画面で「ひよこ豆」「アボカド」と入力すると、両方の食材を使ったレシピの「ひよこ豆とアボカドのサンドイッチ」が見つかります。フムスで使った2つの食材が、サンドイッチの具材の主役にもなります。

地球にやさしく作られた食材を、余すことなくおいしく食べる方法をAppは教えてくれます。