世の中には多くの強力なタスク管理Appがありますが、「Things」がひと味違うのは、To Doリストを管理するだけではないことです。各タスクやプロジェクト専用のメモが、関連するアイディアや背景情報、会議の記録など、一行のタスクには収まりきらない情報を記入しておけます。
最大40,000字までのメモの書き込みと、メールやファイルをメモにドラッグして、リンクを作成することもできます。つまり「Things」は、仕事を片づけるために必要なすべてが一か所で手に入る、情報のライブラリなのです。
新しい「Things」には、多くのリクエストに応えて、そうした情報のすべてを管理できるツールが加わりました。メモを最大限活用するために、これらの注目すべき3点をチェックしましょう。
美しくフォーマットする
「Things」のメモが、マークダウン記法のテキストフォーマットに対応しました。テキストをイタリック体にするなら、*アスタリスクで囲みます*。**2個のアスタリスク**で囲めば、太字になります。::ダブルコロン::を使って、テキストを黄色でハイライトすることもできます。
行の先頭に「#」を追加するとヘッダーを作成できます。ブロッククォート(引用タグ)のフォーマットなら「>」を使いましょう。また、`バッククォートでテキストを囲むと`、そのテキストを等幅フォントに変換できます。
すべてのフォーマットオプションは、「編集」>「Markdown」>「詳細」で簡単に確認できます。
リストを作成する
長いメモは、少し整理すると使いやすくなります。箇条書きリストを作成するには、行の先頭に、「-」「*」「+」または「•」を入力します。または、先頭に「1.」と入力すると、段落番号を使った箇条書きを作成できます。
特定の場所を検索する
Appの標準的な検索機能「command+F」を使って、すべてのTo Doを検索できます。しかし、今開いているタスクやプロジェクト内だけを検索したい場合は、新たに追加されたテキスト内検索機能「shift+command+F」を使いましょう。プロからのアドバイス:検索と置換を行うには、検索フィールドで下向きの矢印をクリックし、「検索と置換」を選択します。