1986年に発売された「悪魔城ドラキュラ」。魔王ドラキュラが待つドラキュラ城で、鞭を手に青年シモンが戦いを繰り広げる横スクロール型のアクションゲームで、緻密に作られた高難易度のステージが、多くのファンを魅了しました。
Apple Arcadeで楽しめる「悪魔城ドラキュラ - Grimoire of Souls」では、悪魔城ドラキュラの興奮がよみがえります。
舞台は、ドラキュラ城が封印され、ドラキュラ伯爵も消滅したとされる世界。かつて父であるドラキュラを打ち倒したアルカードの元に、助けを求める一通の書簡が届きます。ドラキュラに関する資料を管理する組織の持つ魔導書から闇の力があふれ出し、現実世界に魔物が出現し始めました。混乱を食い止めるため、アルカードやかつての英雄たちが集い、戦いに身を投じていきます。
怪物が待つステージを駆ける
「今作は短い時間でもアクションゲームが楽しめるように、シリーズの原点に立ち返ったステージ攻略型のゲームとなっています」
そう語るのは、本作のディレクター、堤崎陽太さんです。「悪魔城ドラキュラ - Grimoire of Souls」では、鞭や剣などを用いた、挑戦しがいのあるアクションを楽しめます。
スケルトンや半魚人、ミノタウロスなどの怪物が襲いかかってくるステージを駆け抜けましょう。トゲが突き出た床や、火を噴く仕掛けなどを上手くかわしながら進むスリルがあります。
ステージの最後に待つボスとは、激闘を繰り広げることになるでしょう。左方向にフリックしてメイン武器スキルを発動したり、上方向にフリックしてサブウェポンを使ったりして戦います。華麗に技を繰り出せたときの爽快感は格別です。
敵の動きのパターンを注意深く読み、ダメージを受けないように上手くかわしながら、的確に隙を突きましょう。巧みな操作が求められますが、何度も挑戦して勝利を目指してみてください。
お気に入りのキャラクターで攻略
本シリーズでは、蘇りを繰り返すドラキュラと、様々な英雄たちがいくつもの時代を超えて激闘を繰り広げてきました。シリーズを通してつながる登場人物たちの関係性も、作品の魅力の一つです。
本作では、歴代シリーズに登場したキャラクターたちが共演します。それぞれ特徴が異なるので、自分の戦い方に合わせて、お気に入りを見つけてみてください。
シリーズ第一作目の主人公であり、ドラキュラと世代を超えて戦ってきたベルモンド一族の血を受け継ぐシモン・ベルモンドは、鞭を使って戦います。攻撃範囲が広く、耐久力が高いキャラクターです。魔法を駆使して戦うシャーロット・オーリンは、射程の長さを活かして遠距離から敵を一掃します。動物を味方に多彩な攻撃を放つマリア・ラーネッドは、機動力を活かして立ち回ります。
「登場するキャラクターたちを表現するために、設定としては1000年近いベルモンド家の情報を各所から集め、過去のキャラクターたちのアクション性や設定、キャラクター性などを研究して開発しました。
本作は通常では交じり合わないキャラクターたちが一堂に会する作品です。35年にわたるシリーズのファンが思い描くキャラクターたちの邂逅を楽しんでもらえるようにこだわって開発しましたので、そのあたりを堪能してもらいたいです」と堤崎さん。
キャラクターを育ててステージの深淵へ
戦いに行き詰まったら、まずは武器を強化してみましょう。豊富に用意されたメイン武器、サブウェポン、防具を鍛え、最適な装備でステージに挑みます。
また、キャラクターごとに用意されたスキルを解放していきながら、キャラクターを自分好みに育てていくこともできます。ステージや戦い方に合わせて、スキルを組み替えましょう。
「アクションゲームが得意な方は難易度を上げて報酬を多く取得し、逆に苦手な方はコツコツ毎日強化を繰り返すなど、プレイスタイルの違う遊び方ができます」堤崎さんは、本作をプレイスタイルや生活スタイルに合わせて楽しんでもらいたいと語ります。
かつてドラキュラ城の攻略に熱中した人も、初めて本シリーズと出会う人も、手応えのあるステージと、爽快なアクションに、きっと夢中になるはずです。