APPLE ARCADE

自分らしく恋をしよう

LGBTQ+の人々の関係性に本物の声を与える「Wylde Flowers」。

Wylde Flowers

ほっこりした魔法の生活シミュレーションゲーム

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Apple Arcadeのゲーム「Wylde Flowers」の主人公は、つらい失恋を経験してまもなく、都会を離れて田舎の祖母の農場を手伝い、新たな一歩を踏み出そうと決心します。ただし、失恋相手が誰だったのかを決めるのは、あなたです。

あなたはターラという若い魔女となり、元恋人の性別を決め、新たな自分を作っていきます。その過程で、精肉店を経営するノンバイナリーのキムや、同性カップルのアンガスとフランシスをはじめとする多彩なキャラクターと有意義な関係を築きます。

「ここは、同性愛やトランスジェンダーの人々の権利を完全に受け入れている町なんです」と話すのは、ゲームのデベロッパ、Studio Drydockの共同創設者でクリエイティブディレクターのAmanda Schofieldさんです。「みなさんに、この町ではどんな人にも居場所があることを知り、できれば住民たちの中に自分自身を見つけてほしいと願っています」

ゲームでの体験を現実に近づけるために、Studio Drydockは英国アカデミー賞の受賞者やLGBTQ+の俳優など、素晴らしい声の出演者をそろえました。

「ロマンスにつながる様々な選択肢を、これほど深く、また興味深く描いた作品は初めてでした」と、ターラを演じるValerie Rose Lohmanさんは言います。「まったく違うラブストーリーを7つ作るような感じでした」

(左)ターラを演じたValerie Rose Lohmanさん (右)キムを演じたErika Ishiiさん。

声を与える

古い農場に新たな命を吹き込むには、魔法のスキルも必要です。心優しい魔女であるあなたは、収穫を増やす魔法薬を作ったり、ホウキにまたがって、動物たちの餌を買いに出かけたりします。

中には現実離れした要素もありますが、「Wylde Flowers」の物語は、LGBTQ+の人々の体験に即して描かれています。例えば、ターラの恋人候補のギヴァというキャラクターは、初恋を学校でも両親にも隠さなければならなかったことを打ち明けます。

Lohmanさんが「慎重に取り組んだ」という脚本には、例えば新しいパートナーができたらすぐに同棲しようと意気込む「引っ越しトラックに乗ったレズビアン」のジョークなど、当事者の周りではよく知られる要素が散りばめられています。「制作チームは本当によく調べて書いているのだと感じました」

町で精肉店を営むキムというキャラクターは、声を演じたErika Ishiiさんの実体験をもとに作られたわけではありませんが、2人には不思議な共通点があります。「キムは文字通り私自身です。ノンバイナリーで、日本、中国、アメリカのルーツを持ち、ニューヨークに家族がいて、クィアであり、サイドの髪を刈り上げているんですから」とIshiiさんは話します。

町に掲げられたレインボーフラッグは元々プレースホルダーでしたが、キャラクターにぴったりだったので最終版に残されました。

愛はすべての人のもの

「Wylde Flowers」では、あなたは7人の異なるキャラクターと恋愛をして、やがて結婚することになります。相手を知れば知るほど、それぞれの過去や将来の夢が明らかになっていきます。恋が実るのか、暗礁に乗り上げるのかは、あなたのプレイ次第ですが、俳優のLohmanさんは特にその点に心を揺さぶられました。

「私は、ゲームは共感を生み出すと心から信じています」とLohmanさんは話します。「物語に積極的に参加することで、誰か別の人の人生を生きることになるからです」

その一方、Ishiiさんにとって共感と同じくらい重要なのは、親密な関係の様々なあり方を示し、それをできるだけ現実に近づけて描写することを意味する、”リプレゼンテーション"だと言います。

「ゲームはすべての人のためのものです。ですから、私はすべての人に、その中に自分の姿を見つけてほしいのです」と彼女は言います。「『Wylde Flowers』は、現実の生活の中でLGBTQのリプレゼンテーションを目にしない人にとっても、そのような表現や存在を当たり前のものにしてくれるはずです」

Apple Arcadeには200本以上の素晴らしいゲームがそろっています。すべてのゲームをチェックするには、App StoreのArcadeタブを開いてください。

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