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学習に役立つノートの作り方

Goodnotes 6

生まれ変わったノート。

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「Goodnotes」では、キーボードでの入力以外に、Apple Pencilを使うとまるで紙に書くような感覚で文字や絵を描けます。様々な形式のテンプレートも用意されており、使い方はあなた次第で無限に広がります。

クリエイターのamity-senseiは、「Goodnotes」を長く愛用しているユーザーの一人です。2023年2月24日には、amity-senseiが「Goodnotes」の活用法を紹介する「Today at Apple」セッションがApple丸の内で行われました。

“よりスマートに学ぼう”をメインテーマとして、amity-senseiはレシピノートの制作方法をレクチャー。現地、オンラインあわせて1,000人を超える参加者が熱心に耳を傾け、制作に取り組みました。

ここでは、Today at Appleのセッションをもとに、学習における「Goodnotes」の役立て方をamity-senseiに聞きました。

「Goodnotes」を愛用する理由

「まず、Apple Pencilでの書き心地がとてもよいです。『Goodnotes』では書いていて遅延を感じることがなく、リアルのペンで書いているのにとても近い書き心地が気に入っています」

6年以上「Goodnotes」を愛用しているというamity-senseiは、その理由をこのように語ります。ほかにも、フォルダでのファイル管理のしやすさ、iPhoneとiPad、Macとのスムーズな連携、豊富なノートのテンプレートなど、「Goodnotes」には優れた機能性が備わっていると言います。

「ノートに挿入できるスタンプが豊富なのもいいですね。私は自分で描いたイラストをスタンプとして登録して使っています」

挿絵を描いてグラフィカルな
ノートを作成

「Goodnotes」では、テキストはもちろん、イラストや写真を簡単に配置できます。学習ノートの作成としてamity-senseiがおすすめするのは、写真をインポートして、それをなぞってイラストにする方法です。

カメラロールからインポートした写真の上から、ペンでなぞってイラストを描けるので、気軽にやってみてほしいとamity-senseiは言います。「Goodnotes」では、ほかのイラストAppを利用しなくても、蛍光ペンツールで色づけすることもできます。イラスト化することで、その事柄への理解が深まるかもしれません。

フラッシュカードで
語学をマスター

語学に取り組んでいる人には「フラッシュカード」がおすすめとamity-sensei。いわゆる“暗記カード”を「Goodnotes」上で実現する機能で、ノートの上部を表面(問題)、下部を裏面(解答)として、問題を自作して学習できます。

学習する際には、問題ごとに「簡単」「まあまあ」「ちょっと難しい」「もう一度」という4段階で評価していきます。定着度に応じて問題が繰り返し出題されるので、効率的に学習できるでしょう。

図形やグラフをきれいに描写

amity-senseiいわく、「Goodnotes」では図形やグラフもきれいに描けるので、算数や数学の勉強にも有用です。Apple Pencilで線を描き、止めたところで画面から離さずに少し静止すると、瞬時にきれいな直線や円、四角形に補正してくれます。

「なげなわ」ツールを使えば、ページ上の図形やテキストを切り取って移動させたり、拡大・縮小させたりするのも簡単です。また、iPadのSplit View機能を使えば、画面左に教科書や参考書を表示して,画面右の「Goodnotes」で式や解答を記入するという使い方も可能です。

録音機能を活用

授業や会議のノートを取るのにおすすめとamity-senseiが挙げるのが、「Goodnotes」の録音機能です。ノートごとに音声を録音でき、画面上部のプレイヤーで手軽に再生や巻き戻しができるので、講義録や議事録の作成に役立つでしょう。

また、録音された音声と、その時に書いていた文字がリンクしているのも便利です。メモした内容が授業や会議のどの時点のものかが再生時に簡単に確認できます。

レシピノートを作成

Today at Appleのセッションでは、「文字、イラスト、写真など、いろんな要素が詰まっていて様々に応用可能」(amity-sensei)という理由から、レシピノートの作り方がレクチャーされました。

作成のポイントとして、「ほかの人が見たときに、すぐに内容がわかるように工夫してまとめてみてください。“伝える技術”を磨くことができます」と、amity-senseiは語ります。写真や画像の挿入、蛍光ペンでの色づけやハイライト、スタンプ機能など、「Goodnotes」の様々な機能を使って作成してみてください。

amity_sensei
iPad YouTuber、アートディレクター、olio inc代表。iPadや様々なAppの使い方などを、「YouTube」を中心に発信中。「Goodnotes」をはじめ「Procreate」「Affinity Designer」などの著書も多数。子ども向けクリエイティブスクール「iPadmate Kids」の運営も手がけています。

Today at Apple
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