物語の舞台は“デス・ストランディング”という現象の発生によって、人類滅亡の危機を迎えた世界。広大な荒野と化したアメリカ大陸で、つながりを失い孤立した人々のために、“伝説の配達人”と呼ばれる主人公サム・ポーター・ブリッジズは、様々な物資を運ぶ任務に就くことになります。配達の旅路、つながりを取り戻した先に待ち受ける未来とは——。

「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」は、2019年に発売されて世界中に衝撃と絶賛を巻き起こしたオープンワールド・アクション・アドベンチャーゲーム「DEATH STRANDING」に新要素を追加し、2021年にリマスターされた作品です。壮大で深遠な世界観と共に、まったく新しいゲーム体験を切り開いた傑作が、iOS 17以上のiPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Max、M1以降のチップを搭載したiPad AirとiPad Pro、Appleシリコンを搭載したすべてのMacでも遊べるようになりました(※このゲームは17歳以上の方が対象です)。

世界的に知られるゲームクリエイターであり、「DEATH STRANDING」を開発したコジマプロダクションの代表である小島秀夫さんは、「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」がiPhoneとiPadでも遊べるようになったことの意味を、こう語ります。
これは、ゲーム体験がモバイルにおいても新しい時代に突入したことを象徴するようなニュースだと思っています
ゲームクリエイター 小島秀夫さん
「僕自身Appleの大ファンなので、Mac版のリリースと同じタイミングで、iOSでも『DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT』が遊べるようになったのは、うれしい驚きでした。これは、ゲーム体験がモバイルにおいても新しい時代に突入したことを象徴するようなニュースだと思っています。また、これまで『DEATH STRANDING』の世界に触れたことがなかったユーザーのみなさんとの、新たな“つながり”の機会になればと思っています」

サムが生きる世界では、時雨(ときう)という特殊な雨が降り注ぎ、濡れた物の時を早く進ませることで、生物を老化させたり、無機物を朽ち果てさせたりしています。そして、時雨が降る地域では死んだ人間を狙う“BT”と呼ばれる存在が現れ、外の世界で生きるのが困難な環境です。それほどに荒廃した世界で、分断されて生き残った人々のわずかな希望をつなぐために、サムは配達人としての役割を引き受けます。
ゲームプレイの中心は、単に敵を倒したり、アイテムを集めたりすることではありません。背負った荷物の状態に気を配りながら、地形の起伏や天候の良し悪しを見極めて、一歩一歩、未知の荒野を踏みしめて進むことです。その先に待ち受ける新たな光景や、多彩な登場人物たちが織りなすドラマがもたらす数々の感動は、きっと想像を超えるものでしょう。

「DEATH STRANDING」が画期的なゲーム体験をもたらしたのは、この作品最大のテーマである“つなぐこと”や“つながること”が、プレイに組み込まれていることにあります。ゲームを進めると解放される「ソーシャル・ストランド・システム」では、オンラインで他のプレイヤーが作った、橋や道路、休憩所といった設備を利用できるようになります。ゲーム内の通貨のような報酬のやり取りではなく、お互いの善意に対して“いいね”を贈り合います。プレイヤー自身のゲームプレイが、ゆるく誰かとつながり合う。そんな穏やかなコミュニケーションが、あなたの旅路を心強く支えてくれます。
さあ、分断された世界を再びつなぐための冒険へ、サムと共に歩き出しましょう。
ゲームは、iPhoneやiPadに対応するゲームコントローラでも、画面上のバーチャルパッドでも遊べます。バーチャルパッドではボタン位置の大きさや表示時間などを調整できます。
「DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUT」は、一回の購入でゲームに対応するあなたのiPhone、iPad、Macで利用できるようになります。また、iCloudを利用して連携するデータセーブによって、ゲームの進捗状況がすべてのAppleデバイスで同期されます。