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Masaaki Sato

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Description

地域の民話を遊べる絵本に!
時代の変化や自治体の合併によって、失われつつある地域固有の民話や伝承などを、親しみやすい形に再構築しました。
生まれ育った地域への誇りを持てるように、愛知県の話を電子紙芝居にしたのがカラクリBOOKSです。

【収録作品】

『名君吉良さん』
愛知県西尾市吉良町の昔話です。
忠臣蔵の悪役で有名な吉良上野介ですが本当は領民思いのやさしい名君でした。
今も吉良町で語り継がれる逸話をもとに作った物語です。

『一色の大ぢょうちん』
愛知県西尾市一色町の昔話です。
毎年8月26日・27日の諏訪神社祭礼に出される大提灯はどうしてこんなに大きいのか。
提灯を祀るようになった理由を民話をもとに作りました。

『はずの証文岩』
愛知県西尾市幡豆町の昔話です。
江戸時代のある年の夏、谷村は日照りに悩まされていました。
代官の石塚久左衛門が調べて回ると昔から水が涸れたことがない、『上池』という、上畑村の池を見つけます・・・

『天狗の羽うちわ』
話の舞台は西尾市の中心にある伊文神社です。
河合八度兵衛という剣の達人は、いたずら天狗と剣の勝負をし、勝って天狗から羽うちわを貰い受けますが、天狗の忠告をきかず、羽うちわを人に見せて自慢話をしてしまいます。すると・・・

『にしがま線物語』
愛知県西尾市と蒲郡市間を走る名鉄電車の物語です。明治時代に鉄道が海外から輸入され、東京を中心に路線が伸びいきました。
愛知県にも名古屋から路線が伸びて、それに伴い町が発展していきます。町の発展と鉄道の歴史を子供達にわかりやすい言葉とイラストで物語にしました。

『都築弥厚物語』
今から250年ほど昔、江戸時代の話です。
愛知県安城市の南に和泉という村がありました。そこで酒をつくる都築という大きな大きな屋敷があり、そのお酒はたいそう有名で、江戸でも飲まれていたそうです。その酒蔵の息子として、明和2年(1765年)に生まれたのが、都築弥厚でした。この地域を碧海と呼び、農耕をするためには、ため池の水に頼るほかない枯れた土地でした。弥厚はそこに用水を通すことを考え、私財のすべてを投げうち必死に働くのでした。しかし夢が叶う事なく弥厚は亡くなりますが、弥厚の描いた世界は後に「日本デンマーク」とうたわれた安城の発展つながるのでした。
制作にあたり、安城市の3つ高校の美術部が作画を担当。
音楽制作、ナレーション、プログラムなどもすべて有志ボランティアで行いました。制作にご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。
カラクリBOOKSを通して、安城市をもっと知っていただければ幸いです。

『新美南吉物語』
ごんぎつねで有名な童話作家 新美南吉の物語です。
小学校の国語の教科書にも掲載される人気作家は安城市で教員時代を過ごしました。幼い頃に母を亡くし、養子に出されたこと、生まれつき体が弱く思うように進学できなかった経験が新美南吉の文学に影響を与えました。
ようやくあこがれの東京で文学に打ち込む日々の中、突然の病に帰省する事になった南吉。苦労の末、安城で正規の教員になったことで一気に南吉文学が花開きます。活気のある安城の下宿時代にはたくさんの作品を書き上げました。
その足跡は今も安城市内で見る事が出来ます。
カラクリBOOKSを通して、安城市をもっと知っていただければ幸いです。

『山崎延吉物語』
山崎延吉(やまざきえんきち)は1873年6月26日生まれ、石川県出身の農政家です。愛知県立農林学校初代校長をとなり、帝国農会幹事を努めました。校長として愛知県立農林学校を日本有数の農林学校に育て上げ、愛知県農政の教育・行政・研究の中心となりました。愛知県の農業改善に力を尽くし安城市一帯が「日本デンマーク」と呼ばれるほどの農業先進地になったのは山崎延吉の力が大きいといわれています。

『石川丈山物語』
石川丈山は、現在の安城市和泉町で、徳川氏に代々仕える安城譜代の家に生まれました。徳川家康は才能豊かな丈山を見染め、いつも自分のそばに置いていたといいます。しかし、大阪夏の陣で命令に背いたとして叱責されたのを機に武士をやめ、京都で学問に励みました。京都一乗寺の詩仙堂は、丈山が建てたものです。丈山は、儒者であり、漢詩人であり、書家であり、茶人であり、 造園家でした。本作品は、彼の生涯を追いながら、創作におけるあふれる思いを物語にしたものです。

『松平清康物語』
徳川家康の祖父・松平清康は、永正 8年(1511)、愛知県安城市にある三河安祥城で生まれ、13歳で 7代当主となりました。武将としての才覚のあった清康は、岡崎城を拠点として早々と三河統一を成し遂げました。記録によると、人心掌握に優れた当主だったといいます。続いて清康は、尾張制圧のため、信長の父・織田信秀の居城・守山城へ出陣しました。その時、スパイであると噂された家臣の定吉を清康が手討ちにすると誤報が流れ、真に受けた定吉の子・弥七郎が、定吉が殺されたと勘違いをし、清康を惨殺してしまいました。本作品は清康の出生からこの「守山崩れ」までを描いています。安城が生んだ名将・松平清康を知っていただけたら幸いです。

『岡田菊次郎物語』
岡田菊次郎は安城戸崎で貧しい農家の子として生まれ、一生懸命働く父の背中を見て「一心に思えば何事もできるんだ」と知恵と勇気をもって働くことの尊さを感じて育った。26才のときに村会議員に選ばれてからは政治の世界に生きた。安城に農学校を誘致する際には「子や孫の将来を考えてくれないか」と村人に必死に頼み込み実現させた。昭和37年、菊次郎は95歳で亡くなった。『岡田菊次郎物語』 本作品を通じて、安城の発展に尽力した「まちづくりの志」岡田菊次郎を知っていただけたら幸いです。

『鈴木政吉物語』
初の国産バイオリンの生みの親・鈴木政吉は安政6 年、名古屋に生まれ大府市でバイオリン製造工場をつくり日本の西洋音楽の発展と地域の産業育成尽力した人物です。この話は貧しい生活環境の中、努力と辛抱で当時珍しかったバイオリンを独学でつくりあげた政吉の生き方を通して、子ども達にすこしでも郷土を思う心を育んでいただけるように作りました。鈴木政吉とその時代に興味と愛着を持っていただけると有り難いです。

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