<世界観について> 田舎暮らしに憧憬を抱き移住した主人公。しかし降り立った土地柄は概ね後期高齢者と思しきモブ達が集う限界集落そのもの。 キーパーソンには午前中にしか会えない、アイテムの売り買いが同時にできない、文句だけは言ってくるのに何もしないで一日家にいる大家。 実にリアルな田舎暮らしだ。 しかし、このゲームはライフを気にする必要もさほどなく、インベントリも無限、俗に言うカントリーライフ系RPGのそれとは少し異なる。 どれだけコマを進めても出来ることが増えていくだけで便利にはならない、ただただ不便な事が障壁になり続けるという、繰り返すが実にリアルな田舎暮らしの実情を描いているような気がする。 ある程度成人している田舎暮らし経験のある人間にとってはリアルすぎるが故にクリティカルに響いてきた。 しかし結局メインはそんな村人達の好感度を上げである。なぜ手塩にかけて育てた鯉を自堕落な地主に全て献上しなければならないのか理解に苦しむ私には、田舎暮らしは向いていなかったのかもしれない。 しかしそれを差し置いても虫や動物達の織りなす自然美、四季折々の採取物やイベント、調理やクラフトの工程は細やかで操作も楽しく、教養が深まるのは間違いない。音楽やSE等も含めてこの世界観の緻密な作り込まれ方は本当に素晴らしく、とても好みだった。 醤油の作り方など、今日び知っている人間はどれだけいただろうか。 <移動について> 不便さが世界を面白くしているところは非常に妙だったが、どうしても腑に落ちない事がある。 この村での一番の課題は移動の足の確保なのは、あんな老師のような賢人主人公ならすぐにわかりそうなものなのに、いつまで経っても軽トラックはおろか自転車すら所持しようとしないのはなぜなのか。 リアルな話を持ち出して恐縮だが、結局タップ操作では行きたいところへ右往左往。これがスマホの性能限界なのか。 〈採取物の重要性〉 農作物はオールシーズン。あまり出荷しなければ手詰まる事はない。 しかし採取物はその日その季節その場所にしか自生しない希少な物が多く、その割にイベントでも村人への献上品にも必要で、挙句ペットまでくれないと成長してやらないぞとせがんでくる。 甘えなのは承知だが、栗やワラビや自生の小豆などは、一度摂取した場合はランダムで別の場所に自生したり、3年目以降は種としてどこかで販売されるなどの救済措置が欲しい。栗だけのために四年目を栗返さなければいけないのは完栗する気が消失してしまう。 〈最後に〉 素晴らしい世界観を堪能し周回しているうちに、中弛みしてしまってきた。 農場の配置やデザインや色をある程度カスタマイズできたり、村に建物が建ったり目新しい変化がなく、村の様子や農場が一年目から変化しないからかもしれない。 結局発展しているのか否か、実績画面で確認するしか方法がないが故に、完全に実績解除を目的としたただの周回ゲーになってしまう。実に惜しい。 この世界観をそのままに、少しでも農場の発展を実感できて、達成感のある内容に進化していけば、いつまでもこの世界の虜になれる気がする。 もしも別のデバイスで、そんな少しだけアップデートされた世界が実現されたら、喜んで購入させて頂きたいと思う。 ほんの少しだけ期待を寄せつつ、素晴らしいゲームを開発して下さった事に心から感謝を申し上げます。

町に出るまでは理想のゲームでした。町に出てからはひたすら自腹を切って、往復しただけで日が暮れる距離を行き来しつつ補修を強要されます。「田舎暮らし」のリアリティを求めるか、理想を追い求めるかによって評価は二極化することでしょう。求める改善点）・目標達成の為に必要なアイテムと発生条件も明示が殆ど無く、貴重な食材を費やしたあとになって「そこで食べてもイベントは発生しない」という事実を突きつけられる。イベントとは楽しいもの。ゲームとはストレスを設定され、努力で乗り越え、それを報いられるのを快楽とするもの。・ゲーム内の1日が、1ヶ月の半月を占める。どんどん先んじて畑、田んぼ、売り買い、クラフト準備をしていないと「1年まるごと」逃すなんてザラ。ここでゲーム内の魅力よりも「作業」「ダレ」が強くくる。・四季のイベント達成に必要なDIYおよびその材料個数をメニューから振り返られるようにしてほしい。→家＞机＞DIY＞各レシピが確認できるので、　例）「6月になったね。　あと1ヶ月後に夏祭りがあるみたい。夏祭りに必要な物をカレンダー※で確認しよう。」※あるいは町長さんに聞き込み、　住人一覧からの「お願い」という形での確認　タスク自動追加でも良い。・虫網、釣竿、カメラの任意ショートカット化・食べ物一覧画面において、インベントリ内の下のアイテムの湯気グラフィックで個数が隠れてしまう状態改善・駄菓子ごとの効果を明示化・何ラカの形で山の謎解きのヒント増設・畑と水田スペースが足りない。生産が追いつかないのである。追加で3〜6枚ほどはほしい。課金制有償にしていただいて構わないし、落としきり有償ゲームにしていただいても喜んで当方は購入させていただく。・住人の会話のレパートリー増加個人的に「田舎」を感じる要素に「徒歩移動のみ」は強みだと思っているため、ゲームシステム的にワープを取り入れるのは寂しい気持ちになる。リリースしたばかりで恐縮だが、上記以外は概ね大満足している。丁寧な暮らしを再現・追体験することができ、お陰様でカウンセリングを受けるよりも心身によい影響が出ていることを、感謝の気持ちとともにご報告したい。

多分初日からやってますが今日突然会話が全て『？？？？？？？』になってしまいました。どうやったら元に戻りますか？

2年目の夏祭り終了までプレイ。畑に毎日水をやるのがダルすぎる。ジョウロに水を汲んでも三つに畑分にならなかったりしてくみなおすのもしんどかったし、種を植えてまたそこにいちいち水をかけるの辛い。最初は水やりも楽しいが、徐々に苦痛になる。長くプレイさせる気があるなら、Stardew balleyのスプリンクラーのような自動化は必須だと思う。また、犬と猫が干し柿や焼き芋を要求してくるが、焼き芋は一年目で作っておかないと秋しか作れないので、犬猫をそれまで何ヶ月も絶食させる事になるのがすごく嫌だった。行事の為にすぐ小麦粉や餅や干し柿が必要でも数ヶ月前から用意しないと無理な作りになってるのも、周回させる為なんだろうけど地味にストレス。あと竹の必要量が夏祭り等に異常に多い割に採取場所が遠かったり、採取量が少ない。一年目から取っていたからよかったが、2年目で間に合わなかった人は辛すぎると思う。山のお墓の謎解きとかももっとヒントあってもいいのではと思う。これのせいと素材不足で初日の出を見ることができなかった。あと、2年目の4月くらいからやる事なくなって、夏祭りまでハートを少し削っては寝るで時間を進めないといけなかったので、1日を終わらせる選択肢も欲しい。他の地域等に行けないのもそうだし、今のところ好感度システム等も機能してないみたいだし、まだ開発途中感が否めない。リリースするには早すぎた気がする。