こちらは、初めてDEEMOというゲームをプレイする者の感想となります。このゲームはテンポのよいアニソンをメインに音ゲーをするのではなく、クラシックのような素敵なBGMがメインとなっています。音ゲーはテンポの良い曲じゃないと楽しくないと思っている方もいると思います。そんな私もその1人でしたwこのゲームをプレイした当初は、「音ゲーとしてはつまらなそう」という印象を受けました。「きっとすぐに辞めるな」とも。しかし駅の中を歩いて楽譜を探したり、住民と話したりするのが思いのほか楽しくなんだかんだと続けていた訳ですが…。このDEEMOというゲームはとにかく世界観が素敵です。最初の方に、ピアノを演奏すると雨が止むからピアノを演奏しろみたいなミッションが出てきます。「は?何言ってんだ?」「雨降ってるとそんなに危険なの?」など思うとは思いますが、それについてはストーリーを進めていくうちにわかっていきます。そして個人的に好きなのは、プレイヤーがピアノを演奏することによりDEEMOの世界に影響が出る(修理が進んでいく)というところですね。大抵の音ゲーといいのはレベルを上げて、ストーリーを進める、音楽を解放する、キャラクターを強くする、みたいなものだと思います。プレイヤーが音ゲーをして、ゲームの世界に影響を及ぼすことってないと思うんです。ただ、DEEMOはそこが違って上手に演奏した分だけ晴れるから作業が捗るっていう意味があってプレイヤーも音ゲーを介してDEEMOの世界に入れるんです。ここまで世界観がしっかり作られていているからこそ、影響が出るのがなんだか嬉しいですね♪しかもプレイヤー=主人公であり、要するに物語としては主人公がピアノを演奏している、という形になっています。でも実際の私たちって上手にピアノを演奏することって難しいと思うんです。聞いたらわかるんですが、演奏する曲ってとても素敵なんですよ。しかも私達って基本は2本の指でノーツをタップしているだけじゃないですか。これって「演奏」とは程遠いと思うんです。世界観がしっかりしてるのにそこだけは都合がいいのか、と思うかもしれません。ですが、ストーリーを進めると主人公は楽譜を読むことが出来ず、ピアノを演奏することが苦手なことがわかります。そして素敵な音楽を他のキャラクターが演奏し、主人公は2本の人差し指でゆっくりと演奏するという場面が出てきます。……これって音ゲーしてる時の私たちではないでしょうか?そうだとするのなら、BGMのような音楽は他の方が演奏しているものであり、プレイヤーがしているノーツをタップすると言う作業は、主人公の行動そのものですよね。このように、プレイヤーの行動もDEEMOの世界でしっかり置き換えられているのです。どうしても曲自体は綺麗系が多いので、好みが分かれてしまいそうなところは残念です。ただ、色々な世界観を味わうのが好きな方はプレイしてみてください!ストーリーを進めるだけなら、イージーだけでもなんとかなると思います。イベントも全部やりたいとなるとそうは言っていられませんが…。長文となってしまいましたが、やってみて損はないと思います。