InternetMeter 4+

発想は素晴らしいが改善の余地あり：今現在の通信速度を「Notification Center」（上から下へスワイプして表示される通知領域）と「Lock Screen」に表示する機能について

　発想は素晴らしいが改善の余地あると感じた。今現在の通信速度（internet speed in real time）を「Notification Center」（上から下へスワイプして表示される通知領域）に表示する機能。今現在の通信速度を表示するだけなら「ActMonitor」(AMonitor)や「SysMonitor」でも可能だが，それらのアプリではYouTubeのようにバックグラウンドになると再生停止してしまうものについては，速度計測できない制約がある。YouTube Premium契約すればバックグラウンド再生できるようになるので，そうすればよいのだろうけれど。それに対して本アプリ「InternetMeter」では，通知領域に表示するため，YouTube動画再生を止めることなく，通信速度を確認することが可能。画期的と思う。
　バージョン 2.7（2024年8月13日）での「新機能」として「Show speed graph in free trial」ということで，アプリインストール後７日間，無料でこの機能を試せるのが嬉しい。一方，「Added monthly subscription」については判断留保中。YouTubeでなくYouTube Musicの方については，自分がPCからアップロードした曲についてはバックグラウンド再生が無料で可能だし，また，様々なストリーミングのWEBラジオについても，このアプリ以外のActMonitorやSysMonitorでも通信速度計測可能なので，そこまで必要かどうか迷っているところではある。SysMonitorみたいに買い切り方式だと良かったのだが。それほど高額という訳ではないし，必要な際に支払ってね，ということかもしれないが。それにしても現時点で唯一無二の存在っぽい（素晴らしい！）。「データの収集なし　デベロッパはこのアプリからデータを収集しません。」も好印象。
　ほかの改善要望としては，上りと下りの速度を別々に表示してほしい（今は上りと下りの合計っぽい？），表示されている通信速度部分を長押しすると折れ線グラフになることがわかりづらい（一言説明が欲しい、しかもiPhoneSE2 iOS18.0.1では折れ線にならずフラット？），iPhoneSE2ではウィジェットが「Last 7 days」「Last 30 days」で右側の数字部分が切れて見えない（「Mobile: 」「Wi-Fi: 」の文字列は冗長なので不要），アプリ上からも現在の通信速度を見られると便利かも，といった点を挙げられると思う。消費電力に与える影響もよくわからない。設定→バッテリー では１％未満（－表示）みたいではあるが。
(以上、2024/10/16記。iPhoneSE2、IOS18.9.1、当アプリの版数2.7。)
【2024/10/19追記】試しに、設定→一般→iPhoneストレージ で「アプリを取り除く」したら、通知表示が「Internet Speed」「Tap and hold to view speed graph」に変わった。これならわかりやすい。普通に「アプリを削除」してApp Storeから再インストールしてアプリで「Speed notification」をオンにしてみたが、このメッセージは出てこないようだ(残念)。もっともグラフはフラット(折れ線変化してくれない。速度数値は変わるのに！)なので、役に立たないのではあるが。「アプリを削除」して再インストールすると過去の記録は全て消えてしまったが、「7 Days trial」に戻る利点はあるようだ。別アプリのActMonitorなら、HOTSPOT記録はないが、Wi-Fi、Cellular各々で上り下り別記録あるので、本アプリと併用するか、片方で済ませるか、悩ましいところではある。