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車窓を楽しむ

列車の旅におすすめの8つのApp。

窓の外を流れていく色鮮やかな光が、次々に移り変わっては過ぎ去っていくのを眺める。水平線上に続いていく直線と曲線の道の繰り返しを、ただ前方に向けて進む列車には、ほかの移動手段とは違う旅の楽しみがあります。

心地よい揺れの中で、思いは過去へ未来へとたゆたいます。そして、出会う景色を思わず切り取れば、わずか数十秒のシーンが、遠く離れたあの人や未来の自分をいつでも旅に連れ出すのです。

黒部峡谷鉄道の
トロッコ電車

一定の距離でつなぎ合わせた線路と、その上を同じ周期で回転する車輪。その2つが奏でる心地よいリズムに耳をくすぐられながら、赤い鉄橋を、トロッコ電車が緩やかにカーブしながら通り抜けていきます。

黒部川に沿って走る黒部峡谷鉄道のトロッコ電車。

海岸線を回り込む絶景

ひとたび乗り込んでしまえば、揺られているうちに、海まで運んでくれます。列車は青い海沿いの線路を走っていきます。列車に向けて寄せては返す波の白さと音が何かを洗い流していくようです。

西日本旅客鉄道の山陰本線、折居駅と三保三隅駅の間。

古都鎌倉の
紫陽花を抜けて

街中にあっても、列車は風景を切り取ります。列車が極楽寺駅を出発して、坂ノ下にある御霊神社の近くを通ると、そこには紫陽花が並んでいます。淡いグラデーションを見せる花はもちろん、季節ごとに色の変わる緑もまた風情があるものです。

神奈川県の鎌倉と藤沢を結ぶ江ノ島電鉄、長谷駅に向かう途中。

水田の輝く
日本の原風景

青空の下、水田の横を走る列車もあります。黄色い車体に揺られれば、静かに流れる時の豊かさを感じます。窓の外に見えるのは、誰かにとっては旅先の景色であり、別の誰かにとっては通学や通勤のいつもの風景ですが、それはなぜか誰にでも懐かしい日本の原風景のようです。

青空と水田の中を進む秋田内陸縦貫鉄道。

夕暮れに染まる
海とホーム

あるいは列車の旅は、日本であることさえも忘れるような、幻想的な世界へと連れて行ってくれることもあります。夕暮れの誰もいない駅。ホームに降り立つと、目の前には夕闇と溶け込むような海が広がっています。

ホームから海が見える島原鉄道の大三東駅。

過ぎ行く景色に浮かぶ思いを手放しながら、停車した駅につかの間立ち止まる。列車はいつでもあなたを旅へ誘います。

列車の旅を充実させてくれる8つのApp

車窓からの景色を動画編集できるApp

撮影した動画を「Adobe Premiere Rush - 動画編集アプリ」で編集する方法を、下の動画で観られます。

旅の目的地を探す時に便利なApp

列車の予約や乗車のためのApp

JR各社のApp