おいしく食べる

北海道・東北地方の郷土料理

四季折々の豊かな食材に恵まれた日本では、全国各地で魅力的な郷土料理に出会えます。その土地ならではの食材を活かし、風土や生活に応じたレシピが生み出され、受け継がれてきた一皿は、何よりもその地域や文化について伝えてくれるかもしれません。

「クラシル」や「DELISH KITCHEN」といったレシピAppでは、様々な郷土料理のレシピが見つかります。それらは、ある人にとっては懐かしい故郷の味であり、またある人には未知なる食との出会いになるかもしれません。手軽に作れるものも多いので、自分で作って、味わってみませんか。ここでは、北海道と東北地方の数多ある郷土料理の中から、作りやすいものを4品紹介します。

北海道:サケのちゃんちゃん焼き

近海で取れる様々な魚介類、そして肥沃な大地で育つ野菜類・豆類など、まさに食材の宝庫といえる北海道。その多彩なグルメは、私たちを魅了してやみません。

「サケのちゃんちゃん焼き」は、石狩地方の漁師町が発祥といわれる、サケと野菜を蒸し焼きにして、甘いミソだれで味付けした一品です。ちゃちゃっと作れるから、(漁師の)お父ちゃんが作るから、など、名称の由来は諸説ありますが、何だか親しみの湧くレシピ名ですよね。

「E・レシピ」で紹介されている材料以外にも、春はアスパラ、秋にはかぼちゃなど、季節や嗜好にあわせて具材をアレンジしてみてください。マヨネーズやヨーグルトを加えると、まろやかな味わいを楽しめます。

「E・レシピ」では、「クッキングモードで見る」をタップするとレシピを横画面で大きく参照できます。料理中も見やすく、大変便利です。

青森県:せんべい汁

日本海、太平洋、津軽海峡という3つの海に囲まれ、海と山の幸に恵まれた青森県。地域ごとに独自の食文化が育まれてきましたが、「せんべい汁」は小麦粉やそば粉といった雑穀を使った料理が多い南部地方発祥の郷土料理です。

固く焼いた南部せんべいは、主食や間食として450年ほども昔から親しまれてきましたが、汁物に入れて柔らかくして食したのが「せんべい汁」のはじまりです。

「DELISH KITCHEN」の動画で、せんべい汁の作り方を確認します。鶏肉、野菜を炒め、だし汁で煮込み、煮立ったら“あく”を取りましょう。こうすることで、臭みだけでなく余分な脂肪も取り除けます。最後に南部せんべいを入れて、ひと煮立ちすれば完成です。

「DELISH KITCHEN」では、せんべい汁をはじめ、すべてのレシピを動画で解説してくれます。調理の手順ごとにも動画が用意されているので、必要に応じて確認できて便利です。また、月額制のプレミアムサービスに登録すると、レシピの詳細な栄養成分が確認できる他、会員限定のレシピを閲覧できます。

山形県:芋煮

県域の大部分を山地が占める山形県では、サクランボやメロンといった果物をはじめ、米、牛肉など、多彩な食材に出会えます。古くから里芋の栽培も盛んで、山形といえば「芋煮」を想起する人も多いでしょう。

里芋をはじめ、牛肉、こんにゃく、長ねぎなどをしょうゆで煮た芋煮は、江戸時代に舟の船頭たちが作った鍋料理が発祥といわれています。

「クラシル」では、1分ほどの動画で芋煮の調理手順をわかりやすく解説してくれます。実際に芋煮を作ったユーザーによる「たべれぽ」の写真や文章も参考になるはずです。

月額制の「クラシルプレミアム」に登録すると、検索したレシピを人気順で閲覧できたり、お気に入りにできるレシピが無制限となったり、より便利に「クラシル」を活用できます。

宮城県: ずんだ餅

多くの漁港を有し、日本屈指の水揚げ量を誇るほか、米所としても知られる宮城県。笹巻き餅、くるみ餅など様々な餅料理があり、中でも「ずんだ餅」はその代表的なものといえるでしょう。

“豆をつぶす“という意味の「ずだ」に由来するといわれている、ずんだ餅。塩ゆでした枝豆をすり鉢ですりつぶし、砂糖を加えてまぜたあんをお餅にからめて食します。比較的簡単に作れるので、古くから家庭料理として振る舞われてきました。

料理研究家やフードコーディネーターがレシピを公開している「Nadia」で、ずんだ餅の作り方を見てみます。ポイントは、枝豆をすりつぶす際に、すりつぶし過ぎないこと。そうすることで、枝豆の食感や香りを一層楽しめます。

「Nadia」では、月額制のサブスクリプションに登録すると、レシピを人気順で閲覧できたり、お気に入りフォルダの数が無制限になったりと、様々な機能を活用できます。

ここで取り上げた郷土料理は、ほんのごく一部に過ぎません。レシピAppを通して、歴史と先人の知恵が創り出した豊かな食の世界をのぞいてみてください。

日本各地の郷土料理を紹介したストーリー