FOR FOODIES

関東地方の郷土料理

四季折々の豊かな食材に恵まれた日本では、全国各地で魅力的な郷土料理に出会えます。その土地ならではの食材を活かし、風土や生活に応じたレシピが生み出され、受け継がれてきた一皿は、何よりもその地域や文化について伝えてくれるかもしれません。

「クックパッド」や「クラシル」といったレシピAppでは、様々な郷土料理のレシピが見つかります。手軽に作れるものも多いので、自分で作って味わってみませんか。ここでは、関東地方の郷土料理の中から、作りやすいものを4品紹介します。

千葉県:アジのなめろう

落花生やサヤエンドウの生産で知られる千葉県。太平洋に面した房総半島では、アジやイワシ、サンマなど、様々な魚介類にも恵まれています。

この「アジのなめろう」は、みそ、ネギ、ショウガのみじん切りなどを混ぜ、粘りが出るまで包丁でたたいた一品。漁師が釣り上げた魚を船の上で調理して食したのが、その発祥といわれています。「口触りがなめらか」「最後までなめたくなるほどおいしい」など、“なめろう”というの名前の由来には諸説あるそうです。

「E・レシピ」で、その作り方を見てみましょう。「E・レシピ」では「クッキングモードで見る」をタップすると、レシピを横画面で大きく表示できます。料理中も見やすく便利です。

実際に「アジのなめろう」を作ったユーザーによる、「みんなのおいしい!」コメントと投稿写真も、調理や盛り付けの参考にしてください。

東京都:深川めし

東京湾内で獲れるアサリを使った「深川めし」のルーツであるぶっかけ飯も、「アジのなめろう」と同じく、漁師の船上料理を発祥としています。

江東区にある深川は、江戸時代には漁師の町として栄え、手軽に作れて栄養価も高い深川めしは、漁師の日常食として親しまれたそうです。

ネギとアサリをみそで煮込んでご飯にかける食べ方のほか、炊き込みご飯としての深川めしは、職人が弁当として持っていけるように生み出されたといわれています。

「クラシル」では、1分ほどの動画で深川めしの調理手順をわかりやすく解説してくれます。食塩水に2~3時間ほど漬けて、しっかり砂を吐かせておくのがポイントです。

月額制の「クラシルプレミアム」に登録すると、検索したレシピを人気順で閲覧できたり、お気に入りにできるレシピが無制限となったり、より便利に「クラシル」を活用できます。初めて登録される人は2か月間無料でお試しできます。

群馬県:おっきりこみ

キャベツ、キュウリ、ネギなどの栽培が盛んな群馬県は、古くから養蚕と小麦の里としても知られ、独自の粉もの食文化を育んできました。

幅広の生麺をダイコンやニンジンなどと共に煮込んだ「おっきりこみ」は、群馬県を代表する郷土料理といえるでしょう。

栄養バランスに配慮した様々なレシピが公開されている「おいしい健康」で、おっきりこみの作り方を見てみましょう。レシピはしょうゆ味ですが、みそベースにしたり、お好みの野菜を加えたりして作ってみてください。

「おっきりこみ」をはじめ、掲載レシピに含まれるエネルギー、食塩相当量、たんぱく質、脂質といった栄養価をグラフでわかりやすく確認できるのは「おいしい健康」の大きな魅力です。あなたや家族の健康管理に役立ててください。

埼玉県:いがまんじゅう

その昔、埼玉県北東部の農家では、田植え後や夏祭りなどの際に「いがまんじゅう」を作ってふるまっていたそうです。

いがまんじゅうは、赤飯であん入りのまんじゅうを包んだ和菓子で、栗の“いが”のような見た目であることから、その名が付けられたといわれています。

「クックパッド」で、いがまんじゅうのレシピを検索してみましょう。実際に作ったユーザーによるフォトレポート、いわゆる「つくれぽ」も参考にして作ってみてください。

「クックパッド」では、月額制のプレミアム会員になることで、とりわけ高い人気を誇る「殿堂入りレシピ」を閲覧できるほか、人気順や目的別にレシピを検索できます。プレミアム会員に初めて登録する人は、1か月間無料でお試しできます。

ここで取り上げた郷土料理は、ごく一部に過ぎません。レシピAppを通して、歴史と先人の知恵が創り出した豊かな食の世界をぜひのぞいてみてください。

日本各地の郷土料理を紹介したストーリー