プライドを祝おう
インクルーシブなチャンピオン
数多くのファンに愛されるマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ、通称MOBAの「リーグ・オブ・レジェンド」は、2009年のリリース以来、幾多のチャンピオンを輩出してきました。この「リーグ・オブ・レジェンド」の世界、ルーンテラのチャンピオンたちも、それぞれ独自の能力や性格、生い立ちを持ち、現実を生きる私たちと同様、様々な容姿、大きさ、アイデンティティを持っています。
「私たちは、自分自身を投影できるチャンピオンの存在を重視しています」と、リードプロデューサーのRyan Mirelesさんは言います。「私たちはレオナとダイアナのようなLGBTQ+キャラクターなど、様々なアイデンティティを持つ多彩なチャンピオンを生み出す使命があるのです」
Riot Gamesは長年、ウェブコミックや短編小説、ミュージックビデオやゲーム内のダイアログなど、様々なメディアでレオナとダイアナの絆にまつわる物語を伝えてきました。激しく闘志を燃やす太陽の神髄レオナは、捉えどころのない月の神髄ダイアナを常に探し求めています。かつては深い愛で結ばれていた2人でしたが、残酷な運命のいたずらによって引き裂かれてしまったのです。
「レオナにとってダイアナは、もう一人の自分であり、恋の相手でもあります」と、ナラティブライターのJared Rosenさんは話します。「ダイアナを登場させた時は、それをあからさまに語ることはしませんでしたが、恋愛関係は常に意図していました」
2人の物語は「リーグ・オブ・レジェンド」の枠には収まらず、モバイルでMOBAが楽しめる「リーグ・オブ・レジェンド：ワイルドリフト」や、ストラテジーカードゲーム「レジェンド・オブ・ルーンテラ」、オートバトラー「チームファイト タクティクス」など、Riot Gamesによる他の作品でも語られています。ここでは、プレイヤーが特別な価値観を体験できる2人のチャンピオンを詳しく紹介します。
レオナ
生い立ち: 太陽を崇拝するソラリの部族として生まれたレオナは、神聖なる戦士になるため訓練に励んできました。一方、謎めいた黒髪の孤児ダイアナは、禁じられているにもかかわらず、月の力への好奇心を抑えられずにいます。やがてレオナは、そんなダイアナに惹かれていき、激しい議論を交わした末、2人の関係は熱い恋へと発展しました。
決定的瞬間: ある晩、一族が崇拝する聖なる山の頂へ向かうダイアナを目撃したレオナは、こっそり後を追いました。そこで起きた出来事によりレオナは、黄金の鎧に身を包み、金色に輝く剣と盾を携えた太陽のチャンピオンへと姿を変えた自分に気づきます。一方のダイアナもまた驚異的な変身を遂げるのでした。
スキル: シールド・オブ・デイブレイク（リーグ・オブ・レジェンド：ワイルドリフト）や、ソーラーエクリプス（チームファイトタクティクス）、ソーラーフレア（レジェンド・オブ・ルーンテラ）などの太陽の熱を帯びた能力を駆使するレオナを敵に回すと、やけどは免れません。
アドバイス: 「リーグ・オブ・レジェンド：ワイルドリフト」では、レオナを先頭に立たせ、サンライトで敵をマークすると、味方が敵に大きなダメージを与えてくれます。ゼニスブレードで敵との距離を縮めたら、シールド・オブ・デイブレイクを使ってその場で失神させましょう。
ダイアナ
生い立ち: レオナの部族に孤児として引き取られたダイアナは、師匠たちの教えに背き、かつて月を崇拝するルナリという民がソラリと仲良く暮らしていたことを知ります。まさにそれが、タブー視されてきたルナリの歴史でした。レオナとの衝突は、やがて深い愛の絆へと発展しますが、信仰の食い違いにより2人は仲たがいします。
決定的瞬間: ダイアナが霊峰ターゴンに登頂した時、彼女は銀色の髪を持つ月のチャンピオンへと驚異的な変身を遂げ、気づけば大きな三日月刀を手にしていました。
スキル: ダイアナは月のパワーを召喚し、月影や月下美刃（リーグ・オブ・レジェンド：ワイルドリフト）などの猛攻撃を仕掛けられ、ナイトフォール（レジェンド・オブ・ルーンテラ）の力で隠密戦闘も可能です。
アドバイス: 「レジェンド・オブ・ルーンテラ」でナイトフォールを発動して、ダイアナをブロックするポジションにチャレンジャーをドラッグします。弱い敵であれば、ダメージを受けることなくダイアナの速攻力で簡単に排除できます。戦場でダイアナとレオナのカードが出会うと、尊敬や皮肉を交えた特別な会話が発生します。