ソニーの電子書籍 Reader™ コミック・小説本棚アプ‪リ‬ 4+

Kindleと比較して、そんなに大きな違いはないが、ほんのわずかなところが及ばない。

Kindleにはウィジェットがある。だから、睡眠集中モードが時刻で始まると、iPhoneの設定により、寝る前の読書としてウィジェット表示を使って、何を読んでいる途中か表示させることができる。

一方、ソニーのreaderはアプリを開いてからでないと本のタイトルが見えない。この差は大きい。

紙の本を考えてみよう。本を手に取る時に表紙で何の本かわかる。開く前から読むかどうか、前回読んだところの記憶など、既にその本の内容を考えることができる。SONYのreaderはそれができない。書庫に行って、まず本を選ぶ感じになる。普通、本は前回の続きを読むものだから、今何を読んでいるか表示されるべきである。

現状では、仮に価格も何もかもが同じであったとして、ソニーよりもKindleを使う気になるのは、そういうわずかな違いである。ソニーの人はよく考えてほしい。

他の通販サイトの電子書籍ストアはReader Storeに比べてはるかに大量のデータにアクセスしても軽いのに、Reader Storeは電子書籍しか扱ってないのに機能自体も使いずらいし、サイトが今どきナローバンド時代の様に動作が重い。「お気に入り」の削除も簡単にはできないし、ページの遷移に何を読み込んでいるのか私にはわかりかねますが、時間がかかりすぎるし、タッチしても遷移中なのかどうかも分かりにくい。リーダーアプリも背景がグレー一択、世界のSONYもゲーム機以外は凋落したことをしみじみ感じる。最近はReader Storeで購入したコンテンツを他のストアで買い直してます。Reader Storeの中の人も他の電子書籍ストアを使っているのではないかと思いたくなるレベル。

iPadで使用していますが、期限切れ作品等を削除するのに、ダウンロードできませんのダイアログを確認してから、削除反映されるまで5秒近く待って、というのを1冊ずつ繰り返し、あっという間に1時間経ってしまいました。すごく無駄だと思いませんか、この時間。

私はソフトウェア開発者ですが、このような状態のアプリを顧客に引き渡したら、確実にNGを出されるでしょう。AndroidとiOSで違いが多少あるのは理解しますが、AndroidスマホのReaderアプリではここまで待たされないのは何故でしょうかね？

PRSーT2の頃からReader Storeを利用してきて、購入書籍数も4000冊超えです。今後も使い続けるためにも、アプリの操作性改善を強く望みます。